これ当てはまるなら「新卒でベンチャーはやめとけ」と本気で思う。

ベンチャー・スタートアップ
新卒でベンチャーへの就職を考えているが、やめといたほうがいい?そうだとしたらなぜ?

この記事はこんな疑問に答えます。

私は総合商社に新卒で入社し、5年間勤めてから生まれたてのベンチャー企業に転職しました。

そんな私の経験から「新卒でベンチャー企業はやめた方がいい」理由を解説します。

これに当てはまる人は即行新卒でベンチャー企業に行くのはやめた方がいいです。

新卒ベンチャー やめとけ

Photo by Kai Pilger on Unsplash

 

一見、若くて勢いがある魅力的な職場に見えますが、大切な1stキャリアである新卒なのでちょいと冷静に考えるべきです。 

社会経験ゼロの学生がもし、次に挙げる4つのいずれかの理由で、ベンチャーに新卒で就職したいと思っているなら、絶対にやめとくべきです

 

自由な環境で伸び伸びと働きたいと思っているから

実社会人経験や仕事での実績が皆無で自由な環境を求めるのは、危険です。

もちろん、仕事でやりたいことを追求することは素晴らしいこと。

ただ、実績のない新卒でベンチャーだろうが、大企業だろうが「自由に伸び伸びと仕事が出来る場」はありません。(起業して自分が経営者なら別ですが)

将来的に自分のやりたいことを自由に挑戦できる場を求めるなら、ベンチャー企業じゃないほうが良い選択だと思います。

 

ベンチャーは成長できそうだから

上場しているようなメガベンチャーなら別ですが、基本的にベンチャー企業は教育体制が大企業より、整っていません。

先輩が付きっ切りで教えてくれることもほぼないでしょう。

なので、新卒ですぐに成長したいなら、教育体制が整っている大企業に就職することをおすすめします。

私が新卒で入社した総合商社は、2か月間新人研修でビジネスマナーやビジネス基礎知識を無料で受講でき、1年間OJTが付きっ切りで何でも教えてくれました。

最初の1年でビジネスパーソンとしてかなり成長したと思います。

確かにベンチャー企業は、仕事の幅や裁量の大きさは大企業と比べれないぐらい広くて大きいです。

それにより、色んなスキル、経験が積むことが出来、急成長出来ると言われています。

ただ、新卒場合は、先ほど言った基礎知識を獲得できる場所を選んだ方が早く成長できると思います。

 

若くして多額の資産を築きたいから

素晴らしい志望動機!ベンチャーに飛び込む人は誰もが持つ動機だと思います。

サラリーマンやってて数億、数十億の資産を20,30代で築く道を限られますもんね。

どんなに有望なベンチャーだろうが、未経験の新卒に大量の会社の株やストックオプション(後々、株を買う権利)を渡すところはないです。

例えると、バルセロナがサッカー未経験の若者と数十億もの契約金を絶対に払わないのと同じです。

実績を上げて、ベンチャー経営者から「ほしい人材」となって初めて、「巨額の資産を得る切符」(=株やストックオプション)を獲得することが出来るのです。

ビジネスの場で若くして多額の資産を得たいのなら、自分で起業して成功させるか、誰もが知っている会社で成長してベンチャー幹部として転職するかしかありません。

ベンチャーに転職してストックオプションでどれくらい儲かる?億万長者になれる?!

 

ベンチャーでスキルを身に付けてキャリアアップしたい

結論、キャリアアップ狙うなら、大企業にまず新卒入社することを強くおすすめします。

残念ながら転職市場では「職務経歴」をかなり重要視されます。

言い換えると、「知っている有名企業で働いたか?」を見られます。

名も知れないベンチャー企業からの転職はかなりハードルが上がってしまいます。

なので、「数年でベンチャー辞めて、外資コンサル行きたい、商社行きたい」と考えている人は、ベンチャーを1stキャリアではなく、大企業にまずは入るとベストかと思います。

 

逆に新卒でベンチャー企業に入社して成功する人の特徴3つ。

ちょっとここまで、かなり厳しめに解説しましたが(リアルをストレートに言うべき場面だったのでm(__)m)

全員新卒でベンチャー企業にいくことはNGとは思っていません。

 

以下、ベンチャー企業に新卒入社して成功する人の特徴です↓

・インターンで1年以上働いてから他の企業も見て決めた人


・起業したくて、その準備が出来ている人


・メガベンチャー志望の人

インターンで1年以上働いてから他の企業も見て決めた人

新卒で入社する前にそのベンチャーでインターンとして1年以上働いている人。

しかも、就活もして他の会社も見たうえで入社を決意した人は、ベンチャーに新卒で入って成功する可能性が高いです。

就活をすることにより色んな会社を知り、「そのベンチャーが一番活躍できそう、成長性がありそう」と確信したなら、是非そのベンチャーに新卒で入るべきです。

特にエンジニア志望の方は、このルートでベンチャーからインターンに入社する人が多いです。

きっと後悔せずにそのベンチャーで挑戦できると思います!

ちなみにベンチャー企業でインターン求人を探すなら、WantedlyJeekがおすすめです!

 

起業したくて、起業準備が出来ている人

この理由でベンチャーに新卒で入ってくる人も多いです。

起業を決意した人は、起業を最短で達成する方法は「近しい状況にある会社で働いてみること」です。

起業する上で、自分に足りない経験やスキルは何なのか?が明確になっていて、それを創業したてのベンチャーで働くことで補完できると信じているから、ベンチャーに新卒で行っても失敗はしないと思います。

例えば、グリーの田中社長が初期の楽天出身だったり、サイバーの藤田社長もインテリジェント(現パーソル)出身です。

 

メガベンチャーを志望しているひと

まぁ、上場会社の楽天やDeNAやサイバーエージェントは”ベンチャー”ではなく大手起業ですが、ここ十数年で急成長したメガベンチャー志望なら新卒入社はおすすめです。

その理由は上述した通り、教育体制やキャリアの幅が広がるからです。

 

ベンチャー企業に就職するための情報収集術

 

上記3つのどれかに当てはまる方、「それでもやっぱベンチャーに行きたい!」という方は是非まずはベンチャーの情報収集から始めることをおすすめします。

 

ベンチャーのインターン求人サイトでチェック

大半のベンチャーでは長期インターン(実践型)を募集しています。

その理由は人手が足りないから成長意欲の高い学生に仕事を任せたいと思っているからです。

上でも紹介しましたが、おすすめのインターン求人サイトはWantedlyJeekです!

時間に余裕がある人は、是非ベンチャーでインターンの経験してみることをおすすめします。

 

ベンチャーの最新情報がわかるニュースサイト

あとはベンチャーニュースサイトからも情報収集可能です。(とはいえある程度の規模のベンチャーですが。。)

私も愛読しているおすすめのベンチャーニュースサイトはこちら↓

  1. The BRIDGE → ド定番。ベンチャー企業の資金調達やリリース情報を発信している
  2. INITIAL → ベンチャーの資金調達情報がメイン
  3. Venture Times → 割と小規模ベンチャーのニュースも取り上げられる。

※急成長中のスタートアップ・ベンチャーでキャリアは始めたいなら(中途採用として)….

少々話は逸れますが、これらのイケてるベンチャー・スタートアップに転職してキャリアを築くなら、

「転職エージェントの活用」が一番効果・効率的です。悩んでいる人はまずは話を聞いてみるだけでもいいかも▼

【創業〜メガまで】ベンチャー転職に強いおすすめ転職エージェント8選

迷っているなら大企業またはメガベンチャーを目指すのがベスト。

新卒 ベンチャー やめとけ

それでもベンチャーに新卒でいくのを迷っている人はまずは「大企業かメガベンチャー」を目指すべきです。

大企業で働いてみて、それでも「ベンチャーにいきたい!」と思うなら是非ベンチャー転職をトライしてみてください!

私が総合商社からベンチャーに転職した体験談をこちらの記事で赤裸々に説明しているので是非こちらもあわせて読んでもらえたら嬉しいです。

 

■ 関連記事: 総合商社からベンチャーに転職して感じた「リスクとリターン」

 

まとめ: 基本、新卒でベンチャー企業に行くのやめとけ。ただしみんながみんなそうではない。

大半の人には、「ベンチャー企業で新卒入社はやめとけ」と言いたいですが、もちろんしっかりと企業分析、仕事を体験した上で入社を決意した人は、是非新卒でベンチャーへ飛び込んでみてください!

上述した【新卒でベンチャーに入る人が注意すべきこと】はこちらです。


・ベンチャーは成長できそうと思っているひと要注意

・ベンチャーの自由な環境で伸び伸びと働きたいと思っている人要注意

・若くして多額の資産を築きたいと思っている人要注意

・ベンチャーでスキルを身に付けてキャリアアップしたいと思っている人要注意

 

 

 

 

 

 

\おすすめ転職エージェントを探す/

  • 商社
  • ベンチャー
  • “WEBマーケター”
  • “エンジニア”
  • “WEBデザイナー”
  • “コンサル”
  • “外資金融”
  • “外資IT”
  • “外資メーカー”
  • “英語”
  • “海外勤務”
  • “営業”
  • “エグゼクティブ”
  • “800万以上”
  • “20代”
  • “30代”
  • “40代”
  • “第二新卒”
  • “女性20代”
  • “女性30代”