いまはIT時代。
世間ではITを駆使した事業の需要が高まり、グーンと成長をみせているのが「メガベンチャー企業」。
メガベンチャー企業がどれだけの成長を遂げているのかは、平均年収や時価総額を見ればすぐに分かります。
今回はそのようなメガベンチャー企業の平均年収と時価総額をランキング形式で紹介します。
またメガベンチャー企業に転職を考えている人に向けて、転職の成功法も解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
メガベンチャーとは?
まず、ベンチャーとは「新規事業に取り組む企業」のことを指します。
最近はIT事業で新規参入する企業も多く、そのような企業もベンチャーと呼ばれています。
そしてベンチャーが事業成功して大企業へと成長したのが、「メガベンチャー」。
一般的に売上100億円以上、従業員200名以上の企業のことを指します。(大企業並の規模ですね。。)
メガベンチャーの代表的な企業でいうと「リクルート」「DeNA」「楽天」などでしょうか。
知名度の高い企業がずらり。これらの企業は、ベンチャーから驚くべきスピードで成長を遂げたメガベンチャーです。
メガベンチャー企業平均年収ランキング
ではメガベンチャーの平均年収をみていきましょう!
今回は、上位5位の企業を紹介していきます。
1位 Zホールディングス(平均年収1080万円) LINEヤフー株式会社
Zホールディングスは、なんとYahoo!の親会社。
メディア事業・コマース事業を展開しています。
メディア事業では「Yahoo! JAPAN」を運営して、コマース事業では「ヤフオク」や「ヤフーショッピング」などの運営をおこなっています。
そしてあのペイペイもZホールディングス傘下の会社なのです。
いまや私たちの生活に欠かせないサービスを提供している会社といえるでしょう。
Zホールディングス、LINE、ヤフー、Z Entertainment、Zデータの5社は、グループ内再編に関する手続きを完了し、2023年10月1日から「LINEヤフー株式会社」に名称を変更しました。
そして年収については以前の平均年収1080万円から687万円ほどに減収しているようです。
2位 リクルートホールディングス(平均年収951万円)
リクルートは、先進的なテクノロジー事業・メディア&ソリューション事業・総合的な人材派遣サービス事業を展開しています。
代表的なサービスでいうと、ホットペッパーやじゃらん、スーモがあります。
いまは何でもネットで情報を得て、お店や旅行などの予約を自分でおこなう時代。
リクルートが提供している飲食店や美容、旅行や結婚などの広告サービスは、生活に欠かせないものとなっています。
https://recruit-holdings.com/ja/
3位 エムスリー(平均年収870万円)
エムスリーの事業の柱は、医療従事者向けのポータルサイト「m3.com」の運営です。
日本の医師29万人のうち25万人以上が登録しており、「医療IT」の展開をおこなって、業績をどんどん上げ続けています。
世界からも注目されており、「唯一無二のビジネスモデル」で医療を変革したと称され、今後も期待されている企業です。
4位 DeNA (平均年収822万円)
DeNAは、ゲーム事業・ライブストリーミング事業・ヘルスケア事業などあらゆる分野で事業を展開しています。
野球チームがあり、知名度もメガベンチャー企業ですよね。
モバイルゲーム開発・配信を中心に、SNSの運営や電子商取引サービスなどを行っているこれからも注目すべきの会社です。
5位 メルカリ(平均年収821万円)
みなさんご存知のフリマアプリ「メルカリ」をサービスとして展開しています。
これまで中古品の売買は店舗であったのが、「メルカリ」はスマートフォンさえあれば、簡単にネット上で中古品を売買できると話題になり、今では多くの利用者がいます。
メガベンチャー企業時価総額ランキング
ではここで時価総額のランキングを紹介していこうと思いますが、そもそも「時価総額って?」と思う人もいるはず。
「時価総額」で何が分かるかというと、企業の価値や規模がどの程度か知ることができます。
【時価総額=株価×発行済株式数】の計算式から求められ、時価総額が大きいほど会社の価値も高いということです。
ではそれを踏まえて、時価総額上位5位の企業を紹介していきます!
1位 リクルートホールディングス(7兆2300億円)
さすがリクルート。圧倒的な差をつけての1位!
リクルートはあらゆる業界でビジネスをおこなっていますが、人材業界ではタウンワークなどの求人広告やリクルートスタッフィングなど、日本にとどまらず世界中にビジネスを展開しています。
2位 エムスリー(4兆1300億円)
エムスリーは、ITを通した医療関連サービスを軸に事業を展開しています。
多くの医療関係者が「m3.com」というポータルサイトを利用しています。
3位 Zホールディングス (3兆1500億円)
Zホールディングスは、ソフトバンクグループ傘下の日本最大級のテクノロジー企業の持ち株会社です。
またYahoo!やペイペイの親会社で、メディア事業・コマース事業を展開しています。
4位 楽天 (1兆6500億円)
楽天は、インターネット関連事業を中心に展開する日本の企業です。
通信、金融、不動産、スポーツなど様々な業種の企業を傘下にしており、知名度はバツグン。
「楽天カード」や「楽天トラベル」、「楽天市場」など、誰もが利用したことがあるでしょう。
5位 LINE (1兆300億円)
みなさんご存知の「LINE」を運営する会社です。
連絡のツールだけでなく「LINE NEWS」「LINEマンガ」「LINE GAME」などのモバイルに特化した各種サービスを提供しています。
【昔と違う!】メガベンチャーに転職する方法
メガベンチャー企業の年収や時価総額について解説しましたが、
「メガベンチャーで転職したい!」と思っても、求人の探し方が分からないという人もいるでしょう。
ではここで、おすすめの3つの探し方を紹介しましょう!
1. 転職エージェント・転職サイトを活用する→1番効率がよくおすすめ!
2. スタートアップニュースサイトで見つける→おすすめのサイトは後述します
3. 企業のプレスリリースやSNSで情報を手に入れる→ 地道な方法ですが、正確な情報を得られます
では、1つずつ細かくみていきましょう。
転職エージェント・転職サイトを活用する
これは一番おすすめの効率的な転職活動方法です。
自分で求人をみつけることはできますが、それでは求人数は限られてしまいます。
転職エージェントを利用すれば、メガベンチャー企業の求人紹介はもちろん、あらゆる情報が手に入り、転職に失敗するリスクを避けられます。
ベンチャー企業の転職に強い転職エージェントはたくさんあります!
何かと情報をゲットできる転職エージェントの利用は、必須といえるでしょう。
それだけでなく転職エージェントを活用すれば、下記のようなサポートもしてくれるので、自分の力だけで転職活動するより、とっても心強いですよ!
【転職エージェントを使うメリット】
- 企業のこまかい情報をゲットできる
- より条件に近い求人を紹介してくれる
- 履歴書のアドバイスや、面談対策のサポート
- 年収など採用に関する交渉代行
- 入社までのサポート など
メガベンチャーとなると競争率も高いので、第三者のサポートが必須でしょう。
スタートアップの情報サイトをチェックする
ニュースサイトでは、最新のベンチャー企業の情報をチェックできます。
そこから求人情報を入手するというのも一つの手ですよね。
おすすめのスタートアップニュースサイトはTHE BRIDGEです。
たくさんの業種のベンチャーのニュースを毎日配信しており、信頼できるサイトなのでぜひチェックしてみてください。
企業のプレスリリースやSNSで情報を手に入れる
気になったベンチャー企業があれば、企業のプレスリリースでチェックしましょう。
ある程度の企業の基本情報や宣伝をみることができます!
またベンチャー企業のTwitterやFacebookなどのSNSを使って採用に関する情報を発信している場合もありますよ。
実際に働く社員の声を掲載しているところがあったり、SNSからアポイントを取れば直接会って話を聞けるかもしれません。
また基本的な情報だけでなく、「入社何年後にどの程度収入UPした」「どのタイミングで役職につけた」などなかなか手に入れにくい情報まで知れるかもしれません。
ベンチャー企業はSNSを上手に駆使しているので、こちらも活用して情報を手にいれましょう。
メガベンチャーに強いおすすめの転職エージェント
それでは星の数ほどある転職サービスから、メガベンチャーに転職するためにはどの転職エージェントに登録すればいいのだろう?
筆者も利用経験のあるほんとによかった転職エージェントをご紹介します!
Geekly
IT系、WEB系、ゲーム系業界特化の転職エージェントです。もちろんメインはテック系ベンチャー企業なのでめちゃめちゃ強いです。
エンジニア向け転職サービスというイメージが強いですが、実は非エンジニア職(セールス、マーケ)の求人もかなり保有しています。テック系ベンチャーを見ているならここはマストです。
リクルートエージェント
写真参照元URL:https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=0100ifky00knpb
リクルートグループなので、求人数はとにかく多い!求人数が多いとその分、たくさん応募ができ、選択肢も広がるというものです。
リクルートエージェントには、それぞれの業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、これまでの転職支援のノウハウがあるので、充実したサポートを受けられると評判です。
転職は不安がつきものなので、自分専任のキャリアアドバイザーがいるととても心強いですよね。
マイナビスカウティング
最大の特徴は、豊富な求人数。
さすがマイナビグループだなと感心するほどです。
最低600万円~年収検索ができ、ハイクラス求人にも強い転職エージェントでもあります。
ヘッドハンティング型で、登録さえしておけば、後はヘッドハンターからのスカウトメールを待っていればOK!
ヘッドハンターが登録情報をみて、条件に合った求人を紹介してくれます。
なんといっても最大の特徴は、完全無料ということ!
無料ではありますが、サービスも充実しているので、とりあえず登録しておくとよいでしょう。
ビズリーチ
写真参照元URL:https://ad.presco.asia/cl/?b_id=YDNrGzml&t_id=1
CMでおなじみの「ビズリーチ」。
ヘッドハンター型で、ヘッドハンターはそれぞれに非公開求人を保有しており、直接スカウトメールをくれます。
ヘッドハンターは、審査に通過した優秀な人のみで、満足いく転職ができるでしょう。
ビズリーチの特徴としては、管理職などの経験やこれまでのキャリア、国家資格などを持っている人が重宝されます。
その分ハイレベルな人材紹介をしてくれるので、優良なベンチャー企業での転職も叶うはず!
プロコミット
写真参照元URL:https://www.procommit.co.jp/
ベンチャー企業に転職を考えているのであれば「プロコミット」がおすすめ!優良ベンチャー企業の中でも、ハイクラス求人を紹介してくれます。
ベンチャー企業の求人数が多く、とくにIT・WEB系の求人を豊富に扱っています。そのため、ITベンチャーなどで転職を考えている人は、ぜひ登録をおすすめします。
また企業との強いパイプがあるだけでなく、事業の深い理解している転職エージェンなので、ニーズに合った企業を紹介してくれるでしょう。
転職SYNCA
写真参照元URL:https://ad.presco.asia/cl/?b_id=r82FuYSp&t_id=1
SYNCA(シンカ)は、ベンチャーの管理部門(経理・人事・労務など)に特化した転職エージェントです。
登録すると、簡単に自分の市場価値診断ができるサービスがあるので、利用してみてください。
スタートアップからメガベンチャーまで求人が掲載されているので、その診断結果を参考に自分にあった転職先を探し出せます。
バックオフィスでの転職を考えている人は、ぜひ登録しておくことをおすすめします。
まとめ: 年収も安定性もエキサイティングな仕事も手に入れられるメガベンチャー
今回はメガベンチャー企業について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
メガベンチャー企業は、これからの未来に欠かせないあらゆる事業を展開しているだけでなく、海外のようなユニークな働き方も取り入れているので、転職してからも充実できるでしょう。
そして、生まれたてのスタートアップのような倒産リスクも低く、新しい制度の中で仕事をしながら、高年収を手に入れることができるメガベンチャー。
「超小規模ベンチャーはなんか怖いけど、大企業の固い風習の中では働きたくない…!」
という人はメガベンチャーはぴったりかもしれません。
いまは紹介した以外のメガベンチャー企業の求人も増えているので、ぜひ転職エージェントに登録してみてくださいね!
みなさんのキャリアが成功することを陰ながら応援しています!
※関連記事: