ITベンチャー企業の給料を大公開!【意外と悪くないです】

ITベンチャー企業の給料を大公開!【意外と悪くないです】 ベンチャー・スタートアップ
ITベンチャー企業への転職、就職を考えてるんだけど給料ってやっぱ安いの?色んなベンチャー企業の給与体系を知りたい。

この記事はこんな疑問に答えます。

この記事はどんな人が書いたかというと、、

筆者は、学生時代にベンチャーの設立に携わり、その後総合商社へ入社して5年間働き、設立間もないITベンチャー企業に転職しました。なので、ベンチャー企業は2社経験しています。

 

ベンチャー企業の給料は安いのか?年収を大企業と比較すると…

結論、大手企業と比較すると平均年収は低いです。

当たり前といえば当たり前ですよね。

FastGrowというベンチャーに強い人材紹介会社のスローガンがした独自調査では、ベンチャー企業の平均年収は382万円とのことです。

低っ!と思ったかもしれませんが、未上場企業は社員の給与は報告義務はなく、永久にブラックボックスなので参考値ぐらいでとらえた方がいいと思います。

ただ、あながち逸れてはいないかと。

一方で、大手上場企業の平均年収は660万円です。

ほぼ倍ぐらいの差がありますね、、

いや、でも待ってください、ここで諦めないでください。ちょっとホッとする話をします。

メガベンチャーの平均年収は高い

ベンチャー(新興企業)にも関わらず、新しい価値を生み出し、急成長して大企業レベルの規模になった会社はメガベンチャーと呼ばれています。

ざっくりとした基準は上場企業か売上250億円以上の会社です。

上場している有価証券報告書から調べたメガベンチャーTOP5の平均年収はこちらです。

・エムスリー 791万円
・LINE 771万円
・DeNA 767万円
・楽天 751万円
・サイバーエージェント 721万円

上場企業平均の660万円より高いことがことがわかります!

少しはベンチャーに対して興味めらめらと湧いてきましたか?

あくまでも平均値ですが、リスクを取ってまでいくにはもうちょっとリターンが欲しいですよね。

では、

「なぜ優秀な人は年収が低いベンチャー企業に行くのか」疑問に思いませんか?

エンジニアのベンチャーの年収は低いの?

ベンチャー・スタートアップエンジニアの年収は低いのか?

関連記事:【創業〜メガまで】ベンチャー転職に強いおすすめ転職エージェント8選【2022年版】

ベンチャー企業の給料の伸びがハンパない

ベンチャーでは、個人成果、会社の業績が上がれば給料はハンパなく上昇する可能性があります。

例えば、1年で200万や300万円も基本給があがることも少なくはないです。

大企業では、役員報酬以外はこの上昇は考えられないですよね。ただベンチャーではこれぐらい給料が上昇することは多々あります。

ベンチャーの年収推移イメージを作ってみたのでこれをベースにちょいと踏み込んで説明していきますね。

ベンチャーの初任給は大企業より高い傾向に

ベンチャー(特に中規模以上)企業の初任給は大企業より高い傾向にあります。

例えば上場前のDeNAやGREEは初任給30万円ぐらいでした。

一方で大企業の初任給は20-22万円ぐらいが相場です。

なぜベンチャーは新卒初任給が高いのか?

それは、「将来経営者となる優秀な学生に来てもらいたいから」です。知名度はソニーとか商社より劣るベンチャーですが、初任給で外資レベルを出せば、応募は獲得できます。

ただ、ベンチャーで給料UPするにはここからが勝負です。

 

ベンチャー企業の給料は上昇するか低迷するかどちらか。 大企業は毎年微増

上図のベンチャーの年収曲線をみると、3年目ぐらいから枝分かれしていると思います。

上昇と低迷する違いは何か? ズバリ「個人の成果」と「会社の業績」です。この2つの要素だけといってもいいぐらいです。

急増する人は数年で年収が数倍にもなります。逆に、上がらない人はずっと同じような年収です。(その場合は、居場所がなくなり退職するひとが大半です、、)

一方で、大企業の場合は40-50歳までは年次に応じて給料は上がります。

「ベンチャー企業の給料は安い!」と思うひとと、ベンチャーで若くして数千万円稼ぐ人の違いはここです。

入社後遅くとも5年以内で結果を出し、会社の中心人物になる人が、社長でも創業者でもなく多額の給料をもらえる唯一の方法なのです。

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【転職を考えている方へ】給料ダウン覚悟でベンチャーで挑戦する理由

ベンチャー 給料


Photo by form PxHere

総合商社のにやけるような高年収を捨てて、ベンチャー企業に転職した私がどうしても言いたいこと。

それは「ベンチャーで成功するとそのリターンは青天井であること」です。

大企業だと、自分で事業や会社の中心人物になるのに20-30年かかります。そして、ましてや役員や社長になって億単位の報酬を得るのにも少なくとも30年はかかります。

しかも、何万人いる中のトップになるために熾烈な出世争いを勝ち抜き、社内接待をしまらないといけません。(偏見が入っていたらすみませんww)

ということで、ベンチャーで挑戦する理由を説明していきます。

数年で大企業の給料を余裕で超える可能性がある

前述した通り、活躍して会社の成長すれば、ベンチャーの給料は急増する可能性を大いに秘めています。

その理由は2つ。

1つは、ベンチャーの給与体系。多くのベンチャー企業の評価制度は成果主義が軸になっています。

会社と立てた定量的な目標に対してどれぐらい達成したか?により給料を決定する仕組みです。

私が前職いた総合商社でももちろん定量的な目標がありそれにより査定されていましたが、とはいえ

定性評価:定量評価 = 6:4 ぐらいでした。なので、「真面目に頑張っている」だけでもある程度評価され、給料は上がります。今思えばなんて優しい会社だったのでしょうか。

多くのベンチャー企業は生き残るために「結果を出すことが最重要事項」です。そのため、結果を出すひとは大いに評価されます。

2つ目は、個人の成果が事業/会社の業績に直結しやすいこと。会社からしてみれば、いくら1人の優秀な人が利益を生み出していたとしても会社全体で利益が増加していなければ給料を上げられないですよね。

ただ、ベンチャー企業の場合、少人数過ぎて個人の成果が会社の成果に直結しやすいです。

なので、自分が結果を残せば、会社の利益として「目立ちやすく」なり、報酬アップを検討されやすい傾向にあります。

一例を挙げると、私の場合、年間で100-150万円ずつ年収は増えており、今では総合商社の同年次の年収と同じかそれ以上です。

平社員でも億万長者になれる可能性がある

ベンチャー 企業 給料

ストックオプションって聞いたことありますか?

スタートアップ・ベンチャー企業が入社時に良く提示する株を買う権利です。

設立の浅いベンチャーは資金もなく、優秀な人に高い給料を払えないです。その代わりにストックオプションを渡します。

ストックオプションは行使するタイミングに対する条件があり、それは「上場後」または「M&A後」の2つです。

仮に1%相当のストックオプションをもらって、その会社が300億円で別の会社に売却したとしましょう。

ストックオプションを行使したら3億円のキャッシュが手元にいきなり入ってきます。

超夢のある話ですよね。

大企業のサラリーマンだったら絶対につかめないチャンスです。ただ、それがベンチャー企業だったら、別に稀なことではないです。

若くして事業のトップとなれる可能性がある

ベンチャーなら20代、30代前半でも事業トップになれる可能性が大いにあります。

ベンチャーで事業責任者になれば、事業戦略立案、チーム運営、人事評価や採用まで事業に関わる色んなことを経験できます。これは何ものにも代えられない経験、資産になると思います。

大企業で頑張っても50代からでしかできないことを、ベンチャーでは20年も早く経験出来る可能性があります。

ベンチャーの転職はリスクが高いのか?

ベンチャーへの転職リスクについて真剣に考えてみた 【年代別・年収・リターン】

 

ベンチャー企業に入る方法は?

ベンチャー 企業 給料

ではそんな夢のあるベンチャー企業に入るにはどうするべきか?転職と新卒で方法が異なるのでそれぞれご紹介します。

ベンチャーに転職したいならまずは「転職エージェントに登録」する

ベンチャー転職に欠かせないのは、転職エージェントのフル活用です。

何といってもエージェントが一番役に立つ理由は、「自分に合ったベンチャー企業を紹介してくれるから」です。

私も登録していたベンチャー企業に強いエージェントリストです。まずはここを登録しておけば、間違いなく良いベンチャー求人を紹介してくれます。

ベンチャー転職にオススメの転職エージェント

リクルートエージェント
→ 実際に利用して一番ベンチャーの求人を紹介してくれた。総合型なのであらゆる業種・職種をカバー。特に都市部のITベンチャーに強い傾向。

JACリクルートメント
→ ミドル・ハイクラス案件専門エージェント。ベンチャーの幹部候補・管理者の求人を紹介してくれる。(規模はやや大きめのベンチャー志望者向け)

マイナビエージェント
→ ベンチャー企業求人多数。会社規模も小~大まで揃えている。

プロコミット
→ 未上場の小規模ベンチャー・スタートアップに強い。立ち上げメンバーを狙うならここ。

doda
→ 海外事業立ち上げ等、グローバルな案件が多め。ビジネス職からエンジニアまで幅広く紹介してくれる。

↓記事では、更に詳しく転職エージェントの活用方法等を解説しています。

おすすめのベンチャー転職エージェント

【創業〜メガまで】ベンチャー転職に強いおすすめ転職エージェント8選【2024年版】

新卒でベンチャー企業を目指すなら

別記事でも触れていますが、正直新卒で小規模のベンチャーに入社するのはおすすめしません。

(メガベンチャーなら新卒で行くのは全然ありですが。。)

ただ、長期インターンはおすすめです。ベンチャーで働く経験が詰めるので。

おすすめのインターン求人サイトはWantedlyJeekです。

これ当てはまるなら「新卒でベンチャーはやめとけ」と本気で思う。

 

まとめ:ベンチャーの給料は自分の実力と会社次第

ここまでで大体お分かりかと思いますが、ベンチャーの給料を語るときにパターンが多すぎて「30歳で年収○○万円!」と言えないのが本音です。。

ただ、20代で数億円稼いでいる人もいるし、ベンチャーの給料は青天井です。

そして、繰り返しになりますが給料を決める要素は「自分の成果」と「会社の業績」です。

冷静に考えると、かなりフェアですよね。

この記事では長くなりすぎるので、書ききれなかったですが、ベンチャーで給料を上げるうえで重要なことは「成長しそうな優良ベンチャーを選ぶこと」です。

こちらの記事で成長しそうなベンチャーの選び方について詳しく解説してるので是非あわせて読んでみてください!

ベンチャーの求人の探し方

【転職希望者必見】優良ベンチャー企業求人の賢い探し方とは?

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