ベンチャー企業に経理職として転職するのはきつい?魅力・年収・転職方法

経理職でベンチャーに転職する方法 ベンチャー・スタートアップ

「経理職は生産性がないのに存在意義があるのかな?」

「俺たち営業マンのおかげで、給料がもらえてるんだぞ」

こんな心無い言動に傷ついた経験がありませんか?

経理をはじめとする人事や総務を含めた管理部門は、その会社を支える核です。

「誰のおかげで、毎月決まった日に銀行へ給料が振り込まれていると思っているんだ!」

「交通費の精算の提出期限も守れないようないいかげんな人間が、えらそうなことを言ってるよ」

と、言い返したくなりますよね。

経理職は、そこで長く勤めることで専門的な知識を深め、キャリアアップできる職種です。

そのため、転職をする人は少ない傾向にあるようです。

それでは、経理職の人が転職したいと思う瞬間はどんなときでしょう?

「管理部門全般の経験を積んでキャリアアップしたい」

「ここでがんばっても、そもそも経理職に対する評価が低いからやりがいがない」

「もっと給料がいいところで働きたい」

このような不満をもつ人は、ベンチャー企業へ夢を抱いて転職するようです。

はたして、いまのキャリアを捨てるほどの魅力が、ベンチャー企業の経理職に本当にあるのでしょうか?

そこで、以下4点について大手企業とベンチャー企業を比較してみました。

  • キャリアアップできるのはどっち?
  • ベンチャー企業の経理職に求められるスキルとは?
  • ベンチャー企業に向いている人はどんなタイプ?
  • 年収がいいのはどっち?

また、最後に「失敗しない転職方法」についてもご紹介します。

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キャリアアップできるのはどっち?ベンチャー企業の経理職の魅力

参照元URL:emma-dau-n_4iTY1KmDE-unsplash

大手企業の経理職は、徹底したマニュアル化された手順で行われます。

なぜなら経理の仕事は、たった一つのミスがニュースになってしまうほどの致命的な結果にもなりうるからです。

一般的に、経理職として一人前になるには5年はかかるといわれています。

しかし、それは一人で業務がこなせるという程度で、幹部と意見交換ができる立場になったわけではありません。

それでは、ベンチャー企業の経理職はどのような働き方をしているのでしょうか?

  • 一人が担う仕事の幅が多岐に渡る
  • ギリギリの人員配置のため、経理職は自分一人ということもある
  • 社長や幹部との距離が近い

大手企業であれば、入社数年の新人が会社のトップと直接会って話をする機会はほとんどないでしょう。

ベンチャー企業では、社員一人がもつ裁量の幅が広く、会社のトップから意見を求められることも少なくありません。

ベンチャー企業のスピード感はジェットコースターのようだと例えられます。

次々やってくる難題をどうクリアしていくか?成功や失敗を繰り返しながら、あなたのスキルは磨かれていくでしょう。

こちらの記事で、ベンチャー企業の仕事内容を紹介しています。イメージをつかむために参考にしてください。

ベンチャーでの仕事内容

【ありそうでなかった】ベンチャー企業での仕事内容を大公開

ベンチャー企業の経理職に求められるスキル

参照元URL:linkedin-sales-solutions-nISqmehpBQk-unsplash

ベンチャー企業の経理職は、実力さえあれば社長の「参謀役」にもなれます。そのために求められるスキルとは何でしょうか?

ベンチャー企業は成長途中ゆえに、ギリギリの人員配置で働いているところが多く、誰かに聞きながら仕事を進めるのが難しい環境です。

そこで以下の3つが求められるスキルになります。

  • 経理、労務、法務全般に関する幅広い知識と経験
  • 未経験のことでも自分で調べ、それを実行する力
  • 自分の考えをもち、説得力のある意見が言える
ベンチャー転職で志望動機より大切なものとは?

ベンチャー転職で志望動機より大切なものとは?【ベンチャー採用担当が公開】

ベンチャー企業の経理職に向いている人はどんなタイプ?

参照元URL:iris-wang-VuVPkQG9XpY-unsplash

ベンチャー企業の経理職に向いている人とは、どんな人でしょう?

それは「指示待ち人間」と対局にいる人です。

具体的にいうと、以下の3点になります。

  • 自分で考えて行動することが好き
  • 失敗をしたときに、それをチャンスに変えていこうと考えるタフさ
  • 自分はできると信じている自己肯定感の高い人

これは、ホンダの創業者である本田宗一郎の名言です。

「成功は99パーセントの失敗に支えられた1パーセントだ」という本田宗一郎の言葉ですが、

成功はチャレンジの結果で、数多く失敗したことが一つの成功を支えている

という意味になります。

成功は99パーセントの失敗に支えられた1パーセントだ(本田宗一郎)

失敗しても大丈夫。自分はやれるという「根拠のない自信」があればいいのです。

ベンチャー企業の経理職は大手企業より年収が低いのか?

参照元URL:sharon-mccutcheon-rItGZ4vquWk-unsplash

転職を考えるときの重要なポイントの1つに、給料があります。

一般的に経理の場合、「年齢と担当業務範囲」「マネジメントを担うポジションかどうか」によって、年収が変わってきます。

⑴20代中盤 

日常業務や決算補助業務を行うスタッフクラスの場合

年収300~450万円程度

⑵30代から40代

リーダー・課長クラスで決算の取りまとめまで行うレベル

年収500~700万円程度

⑶同年代

上場企業での開示業務や連結決算など、より専門性の高い領域を担当する場合

年収600~900万円程度

⑷経理部長やCFOクラス

年収1000万円超

【年収と直結するスキル】

  • 決算の取りまとめができるかどうか
  • 単体だけでなく連結決算の経験
  • 財務や管理会計といった経理プラスアルファの経験
  • 語学力、また管理職としての経験

参考元:経理職の給料・年収は?キャリアアップする方法は?転職のプロが解説|転職エージェントのパソナキャリア

【大手企業の経理として働く場合】

⑴20代 年収は300~400万円程度

⑵30代 450~550万円程度

※30代の場合は、役職についているかどうかで年収は上下します。

参考元:経理経験者が転職して年収を上げるには!?おすすめ求人も公開! | 管理部門(バックオフィス)と士業の求人・転職ならMS-Japan

大手の場合は福利厚生が充実

また、大手企業は福利厚生が充実しているため、じっさいに財布から出ていくお金では差がうまれることもあるようです。

例)家賃 10万円

【某大手企業】   

住宅手当 8万円 実質2万円の家賃支払い

【ベンチャー企業】

住宅手当  0円   10万円の家賃支払い

どちらかというと大手企業の方が給料が高いイメージですが、ベンチャー企業には業績があがり上場会社に成長するという夢があります。

今は一時的に年収が下がったとしても、数年後には劇的に増えることもあるのです。

こちらの記事では、ベンチャー企業の役員報酬について紹介しています。転職へのモチベーションアップに参考にしてください。

ベンチャー ストックオプション

20億円?成功したベンチャー社長・役員の年収はエグい件

反対に、大手企業であっても倒産することがあるように、ベンチャー企業では倒産のリスクは、より大きくなります。

「入社したばかりのベンチャー企業が1年も経たないうちに倒産してしまった」

「年収の交渉をしたかったけど、採用を断られるかもしれないから言えなかった」

そんな失敗をしないために、転職をきめる際は、まずは転職エージェントに相談することをおすすめします。

ベンチャー企業の経理職の転職で失敗しない方法とは?

参照元URL:elisa-ventur-bmJAXAz6ads-unsplash

ベンチャー企業に転職をきめた場合、事前のリサーチが重要になります。

「会社の経営状態は大丈夫?」

「今と比べて給料は上がるの?」

「休みはとれる?」

個人でリサーチするのは限界があります。

そのため、企業と直接交渉している転職エージェントに相談すると安心です。

また、給料の交渉については、当人が交渉するよりも転職エージェントに任せる方が相手への印象を悪くすることもないですし、有利にことを運んでくれるのでいいですよ。

噂やネットの情報だけで判断するのは危険です。ここでは、「ベンチャー企業の経理職の転職で失敗しない方法」を2つ紹介します。

(1)転職先での明確な目標をもつ

ベンチャー企業の経理職の転職で失敗しないためには、まずは転職先での明確な目標をもつ

ことが重要です。

壁にぶつかり心が折れそうになったとき、その目標があなたを立ちあがらせる力になるからです。

何か新しいことにチャレンジするとき、鎧もつけず行き当たりばったりで向かっては、心が疲れてしまいます。

例えば、これまでやったことがない分野の仕事を任されて、相談する人もいない頼れるものもない中で、泣きたくなることがあるかもしれません。

「ここで知識を身につけて、私が最初にこの会社の経理の土台をつくるぞ!」

「私がこの会社の業務フローを作る」

と、明確な目標があればどうでしょう?

やらされていると思えばつらいことも「自ら取り組んでいるんだ」と気持ちをかえることで、ワクワクした楽しい挑戦になると思いませんか?

「自分はできる」と、あなたがあきらめなければ大丈夫。失敗も糧になるのですから。

(2)転職エージェントに相談してみる

あたりまえのことですが、転職先を選ぶとき、目標にあった転職先を見つけることが、なによりも大切です。

ミスマッチな転職先を選んでしまっては、あなたの時間と労力をむだにしてしまいます。

「餅は餅屋」といわれるように、転職もその専門家に相談してみてはいかがでしょうか?

自分でリサーチする時間を省いたことでできた時間を、転職までのスキルアップなどの勉強の時間にあててもいいですね。

転職サイトと転職エージェントの違いについて、こちらの記事で紹介しています。自分に合った探し方を選びましょう。

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【忙しい女性必見】転職サイトと転職エージェントの違いとは?利用すべき転職サービス5選

今回は、私がオススメする2社を紹介します。

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大手企業とベンチャー企業の経理職についてまとめ

ベンチャー企業に経理職として転職するのはきついのか?魅力・年収・転職方法は?ということで、

  • キャリアアップできるのはどっち?ベンチャー企業の経理職の魅力
  • ベンチャー企業の経理職に求められるスキル
  • ベンチャー企業の経理職に向いている人はどんなタイプ?
  • ベンチャー企業の経理職の転職で失敗しない方法とは?

以上の4つについて、大手企業とベンチャー企業の経理職を比較して、考えてみました。

ベンチャー企業に経理職として転職する一番の魅力は、あなたのがんばり次第で「社長の参謀役」になれることでしょう。

大手企業、ベンチャー企業ともに、そこでなければ経験できないことがあります。

大手企業であれば、扱うお金が大きいため仕事のスケールも大きく、より専門的な知識をえたり、経験することができます。

ベンチャー企業であれば、任される仕事が広く、会社の全体像がつかめるため、経営会議など重要な立場での仕事が経験できます。

あなたがキャリアアップを望むなら、一度はベンチャー企業で働いてみることをおすすめします。

しかし、ベンチャー企業に飛び込むには、タイミングもあるかもしれません。

年齢や自分のスキルを踏まえた転職に向けての戦略を転職エージェントと考える。このことがとても重要になります。

ミスマッチな転職をして後悔しないように、まずは相談してみましょう。

あなたの「なりたい自分」を応援しています。

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