「ベンチャー企業の役員として転職し、やりがいを感じたい」
「ベンチャー企業で、自分がどれだけできるか試してみたい」
こんな思いを持っている方必見!
どうすればベンチャー企業で役員として働けるのか?
魅力と報酬、失敗しない転職方法についてご紹介します。
※ベンチャーの幹部として転職する方法は?
ベンチャーのエグゼクティブとして最速で転職する方法は、ずばり「転職エージェントの活用」です。筆者が利用した中でも特に良かったのが、「マイナビスカウティング」と「ビスリーチ」です。
スタートアップの創業メンバーや大型資金調達後のベンチャー企業の役員ポジションなど複数紹介してもらいました。
ベンチャー企業へ役員転職!企業の求める役割とは?
参照:sebastian-herrmann-n4_Q2dDYy80-unsplash
幹部役員というと、一般的にCEO(経営責任者)、COO(業務執行責任者)、CFO(最高財務責任者)、CTO(最高技術責任者)の4つがあげられます。
CEOについては、創業メンバー(ファウンダー)が勤めていることが多いため、転職でこの役職が募集されることは多くありません。
転職で役員になる場合、このCEOの意向を汲みながらサポートし、会社を導いていくことが求められます。
そのため、今回はあとの3つの役職について紹介します。
ベンチャー企業に6年以上勤めている筆者としては、この役員レベルの人材確保にめちゃめちゃ苦労しています。。
おそらく他のベンチャーも同じ課題を抱えているのでしょう、、、
なので、「自分にはピッタリなポジションじゃん!」と思ったら是非とも転職トライしてみてください!
COO「業務執行責任者」に求められること
COOとは、日々のさまざまな業務執行においての責任を担い、CEOの考えや決定を現場に下ろしていく、いわば組織のナンバー2といった存在です。
経営判断には携わらず、実務上における最高責任者であり、経営者の意向を汲みながら現場で結果を出すことが求められます。
かつては、CEOがおこなうことが多かったのですが、負担を軽減するために分業することが多くなりました。
どちらかというと、実際には現場の人間が昇格して担うことが多い役職です。
そのため、転職でこの役職につく場合、現場の人間との信頼関係を築いていくことが重要になります。
これまでの実績が役に立つといった職種ではないため、難しい挑戦になりますが、やりがいは大きいでしょう。
COOというポジションはオールラウンダーである必要があります。もちろんマーケや運用設計の知識に加え、技術的な知識も求められます。(コーディングできる必要はないですが)
CFO「最高財務責任者」に求められること
CFOとは、企業の財務戦略の立案から執行までを担う責任者です。
社内のお金の流れを統括する立場であり、会計部門として管理を担い、投資や資金調達にも関わります。
そのため、会社の財務に関わる責任の大きいポジションといえます。
採用条件として、上場業務を一通り経験し上場実績があると強みになるでしょう。
会計士出身で事業会社経験がある人が望まれており、需要に対して会計士が足りていないというのが実情です。
投資銀行や金融機関出身が多く活躍している役職でもあります。
設立まもないベンチャー企業であれば、資金調達に関わる交渉や将来的な財政管理をおこなうことは、転職者にとって腕の見せ所となるでしょう。
CTO「最高技術責任者」に求められること
CTOとは、技術領域に関しての責任者です。
会社の技術面におけるトップであり、研究開発や技術開発における立案など、開発の方向性を定める役割を担います。
スタートアップで資金調達する際、優秀なエンジニアがフルタイムでメンバーにいるかどうかチェックされるため、ここでのマネジメントはとても重要です。
エンジニアの確保やエンジニア組織を作ることが役割でもあるのです。
そのため、技術に秀でていることよりもエンジニアの採用やマネジメントに長けている人が求められます。
また、実際に現場で働いていた経験があれば強みになります。
経営者と開発現場をつなぐ架け橋になるべく、時には現場の不満や問題点を解決するために、幹部役員に交渉することも必要です。
現場に近い役職であるため、部下との信頼関係を築くことは重要です。
現場の課題を見つけ解決していくことで達成感ややりがいを得やすいポジションです。
ベンチャー企業役員で年収1000万円以上はどんな職種?
参照:tiendat-nguyen-WY5kuE0R4-k-unsplash
実際にベンチャー企業で1000万円を超える年収がもらえる確率はどのくらいあるのでしょうか?
以下は、2017年にエン・ジャパン株式会が転職コンサルタントを対象に「年収1000万円以上の転職」についてアンケートを行なった126名からの回答結果です。
【役職別の割合】
「本部長・事業部長クラス」(72%)
「部長・次長クラス」(48%)
「経営者・役員クラス」(47%)
【業種別の割合】
業態別
「外資系企業」(58%)
「大手企業」(57%)
「ベンチャー企業」(17%)
職種別
「経営企画・事業企画」(49%)
「経営者・COO・経営幹部」(47%)
「経理・財務・会計系」(32%)
「営業系」「金融系専門職」(いずれも24%)
ベンチャー企業に転職となると、1000万円超えの報酬を夢見ている人は多いでしょう。
そのような方には、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか?
面談時に希望の年収を伝えることでリスクの少ない希望に近い企業を紹介してくれます。
これを自分で探すのは案外難しく、幹部役員として転職を望むとなると、なおさら至難の業です。
また、自身の市場価値を見誤るとミスマッチな企業を選んでしまい、採用が、なかなか決まらなかったり、入って後悔することも多いのです。
実際に成功したベンチャー企業の役員報酬はいくらなのでしょうか?こちらのサイトを見れば、その疑問が解決しますよ。
ベンチャー企業にはもっと大きな夢があります
ベンチャー企業で重要ポジションに就いて、そして会社全体を大きくさせて年収アップ狙うのも1つですが、
正直、未上場のベンチャー企業がは従業員や役員の給料をバンバン上げるということはあまり一般的でないのが現状です。それよりも事業に投資する方を優先するからです。
ただ、未上場のベンチャーでは役員や従業員に自社株やストックオプションを付与するケースが多いです。
ストックオプションで数億円もの資産を築く人は結構多いです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください!
ベンチャー企業への役員転職を成功させる方法3つ
参照:thisisengineering-raeng-9wnemE8I-KY-unsplash
「ベンチャー企業に役員として入るのって、やっぱり難しいかな?」
「自分の実力を生かせる職場ってどうやて探せばいいんだろう?」
こんなことを考えて、いつまでも躊躇していては、チャンスを逃してしまいます。
これから紹介する3つの方法を試すことで、あなたの転職を成功させる近道になりますよ。
客観的に自分の市場価値を知る
自分の市場価値を知ることはとても重要で、転職を成功させるために、はじめにやってほしいことになります。
方法は簡単です。
まず、転職エージェントに登録すること。
自分の市場価値を知るには、客観的に見ることが重要で、なおかつ転職のプロであることが望ましいからです。
できれば、1社ではなく、3社くらいに登録することをおすすめします。
会社のトップの考え方、目指す方向を理解しておく
入社前に、その会社のトップの考え方や目指す方向を理解しておくことは、とても重要です。
なぜなら、あなたが幹部役員として転職を望む場合、その会社のトップの意向を汲んだサポートをしていくことになるからです。
同じ方向を見ていない幹部役員は必要とされません。
また、それがあなたの信念に反することであれば、入社後にやりがいを感じれなくなる可能性もあります。
入社前にリサーチすることは不可能と思うかもしれませんが、転職エージェントに聞くという方法があります。
転職エージェントの担当者が営業も兼ねていることが多く、取引している企業のトップや会社の雰囲気までわかっていることが多いのです。
自分の実力が生かせる職場かどうか見極める
「自分がこの会社を動かしている実感がある」
「忙しいけど、やりがいを感じる」
「私は転職に成功した」と言えるためには、このような気持ちになったときではないでしょうか?
自分の実力と企業の望む人物像がマッチしていることが重要だといえます。
転職エージェントでは、事前のヒアリングで登録者の市場価値から望む働き方までを見極め、あなたにぴったりな企業を紹介してくれます。
転職エージェントとの相性もありますので、何社か登録しておくのがいいでしょう。
登録から入社まで無料でできるので、安心です。
関連記事:【創業〜メガまで】ベンチャー転職に強いおすすめ転職エージェント8選【2022年版】
転職エージェントを使うことが希望を叶える近道になる
参照:frank-vessia-cJtEZpx_8oM-unsplash
ここまで、転職を成功させる方法として転職エージェントをおすすめしてきました。
とはいえ、転職エージェントを知らない方には不安もあるかもしれません。
「無料でそこまでしてくれるなんておかしい」
「あとから請求がくるかもしれない」
「しつこく連絡がきたらいやだな」
など、疑問を抱いていませんか?
転職エージェントは登録しても、入社しても、登録者には一切費用がかかりません。
なぜなら、転職エージェントの報酬は入社した先の企業が支払うことになっているからです。
「それなら、入社するまでしつこく連絡がくるに違いない」
と不安な方へ、以下のような対処法もありますので参考にしてください。
- 転職エージェントがしつこい時は担当者を変更することは可能
- 変更してもダメなら転職エージェントを変更すべき
- 営業トークに騙されないために、エージェントに複数登録は必須
- 転職成功者の9割は3社以上に複数登録している
https://tenshoku-nendo.com/guide-persistent/#i-7
自分に合う転職エージェントを探すことが重要
転職エージェントのことがわかったところで、まずは、自分に合った転職エージェントを見つけることが大切です。
人間相手なので、合う合わないもあります。
そのため、転職エージェントの登録は3社くらいしておくことをおすすめします。
ベンチャー企業の役員として転職をお望みの方向けに、私のおすすめの転職エージェントを4社ご紹介します。
※急成長中のスタートアップ・ベンチャーでキャリアは始めたいなら….
少々話は逸れますが、これらのイケてるベンチャー・スタートアップに転職してキャリアを築くなら、
「転職エージェントの活用」が一番効果・効率的です。悩んでいる人はまずは話を聞いてみるだけでもいいかも▼
ベンチャー企業へ役員転職するときにおすすめの転職エージェント4選
転職エージェントにいざ登録と思っても、たくさんあるので迷ってしまいますよね。
転職エージェントにも強み弱みがあります。
以下、ベンチャー企業の役員として転職をお考えのあなたへ、私のおすすめの4選です。
⑴マイナビスカウティング
あの人材サービス大手のマイナビが運営する、ハイクラス転職向け転職エージェントです。年収600万円以上を対象としており、登録した経歴や条件をもとに、経験豊富な転職コンサルタントや優良企業など からあなたにマッチしたスカウトが届くスカウティング転職サービスです。
商社、外資、ITベンチャー(重役向け)、メーカー海外営業に特に強いです。
さすがマイナビ系と言えるほど、どこにもない非公開求人をたくさん保有しています。
「転職サイトからがんがんメール来て迷惑」「選択肢多すぎて選べない」などでお悩みの人はこの手のスカウティングサービスはめちゃおすすめです。
なぜなら希望にマッチするものしか提案されないため、時間かけてでも良い求人あれば即座に動けるので。
⑵ビズリーチ
参照:https://ad.presco.asia/cl/?b_id=YDNrGzml&t_id=1
ビズリーチは、管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した、国内最大級のハイクラス転職サイトです。
企業が自ら求職者と接点を持ち、企業の魅力・やりたいことを直接伝え、求職者と意思疎通できる。
企業側のメリットとしては独自の審査を通過した人材のみが登録されているため、即戦力人材と出会えます。
企業が自ら探して直接スカウトできるので、書類選考や面談でのミスマッチを減らすことができ、候補者と直接やりとりできるので素早く採用活動を進められます。
いま話題の「ダイレクトスカウディングサービス」とは?
上で紹介した中でも、「ビズリーチ」と「マイナビスカウティング」は”ダイレクトスカウディングサービス”というサービス形態です。
下図の通り、複数の転職エージェントと企業を繋ぐ「マッチングサービス」という位置付けです。
業種・職種を見極めて適切な転職エージェントに登録するのも良いですが、ダイレクトスカウティングサービスはこんなメリットがあります▼
❶ 待っているだけでスカウトがくるので転職エージェント選びが自然にできる
❷ 細かい希望条件にマッチしたオファーが企業や転職エージェントから来るので、短期で転職決まりやすい。
もちろん筆者も両方登録して、転職活動中はヘッドハンターや企業からのオファーを受け取っていました。(そのなかで2週間に1件ぐらいは目を引くオファーがあった気がします)
両方とも無料登録できるので、登録しない理由はないかと。
(ビズリーチは一定期間後、一部機能が有料になります)
⑶プロコミット
参照:https://www.procommit.co.jp/
参照:https://www.procommit.co.jp/
プロコミットは、ユニクロやメルカリ、JINSをはじめ名だたる優良成長企業、ベンチャー、スタートアップ企業への転職を支援しています。
事業理解を深める勉強会や、過去の事例を学ぶ研修、メンバーが集まり最適なマッチング先を検討する「プロコミット・カンファレンス」などをおこない、転職者・企業の双方にベストなサービスを提供しています。
⑷JACリクルートメント
JACリクルートメントは、30代〜50代をメインターゲットにしているハイクラス向け転職エージェント。
外資系・海外企業をはじめ、ハイクラスな国内大手企業への転職を希望している方におすすめ。
日本を除く11カ国に拠点があり、外資系や海外企業への転職に強みを持っています。
まとめ:ベンチャー企業の役員として転職を成功させるなら転職エージェントは必須
結局、ベンチャー企業の役員として転職を成功させるには、転職エージェントは必須アイテムなのです。
「この人の右腕と呼ばれる存在になり、共に会社を発展させたい!」
「私がこの会社を上場会社に押し上げるぞ!」
と、熱い思いをもって仕事ができる。あなたにベストマッチの企業に出会うこと。
意外と自分のことはわからないものです。客観的な視点を取り入れ、転職のプロと共に、二人三脚で成功をつかみとりましょう!