【元商社マンの実体験】総合商社が激務な3つの理由

転職・キャリアアップ
この記事はこんな人のために書きました!
・総合商社に就職、転職を考えている人
・業界研究をしている人
・総合商社はどれぐらい激務か知りたい人

簡単に筆者の自己紹介です。

マチャド(筆者)
私は就活時に7社総合商社を受け、そのうち2社内定をもらいました。
その後5年間、そのうち1社で勤めて、スタートアップの創業メンバーとして転職しました。

私の商社時代の経験から「総合商社が激務な理由」について解説していきたいと思います。

そもそも総合商社は激務なのか?

結論、「部署と年代とポジションによります」

他サイトの類似記事ではこぞって「総合商社は激務だ!」と言っていますが私の経験からして上記の表現が一番適切だと思います。

簡単にまとめると激務レベルはこんな感じです↓

<部署別>
・営業部門(海外売上比率が高い部署)→ 激務な傾向
・コーポレート → 激務ではない傾向

<激務な年代層>
・若手  → 仕事が遅いからかも
・駐在員  → 確実に激務
・部長以上 → 社内外接待が多いから

総合商社の中でも差はかなりありますが、1つ確かなのが「仕事量とは他業界に比べ比較的多く、勤務時間も長い」です。

総合商社が激務な理由3つとは?

私自身の実体験により、総合商社が激務な理由は3つあると結論に至りました。

総合商社が激務な理由

・ 海外取引が多いから

・出張が多いから

・接待が多いから

それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。

総合商社が激務な理由①:「海外取引が多いから」

ズバリ時差により勤務時間が長くなるからです!

今では総合商社の売上の大半が海外での事業によるものです。営業部に配属されたらほとんどの部署は海外事業をメインで行っていると思います。

海外のクライアントや子会社、駐在員と打ち合わせする際は、時差の関係で早朝や深夜から始まることは当たり前にあります。(もちろんアジア諸国とだとそんなことはありません)

私は北中米を担当していたので時差はほぼ昼夜逆転でした。。22時から打ち合わせが始まることは普通でした。

意外と知られていない総合商社のビジネスの全貌は、こちらの記事で理解できます!

日本一わかりやすい総合商社のビジネスモデル【図解付き】

総合商社が激務な理由②:「出張が多いから」

総合商社マンは現場に出向くことが非常に多いです。そのため海外・国内出張の日々が続きます。(もちろん部署によっては出張が少ないところもあるが)

なのにも関わらず、メール返信や資料作成、採算管理などのデスクワークはバンバン増えていきます。

出張中の移動時間に仕事をこなす必要があります。

1日中オフィスにいてデスクワークしているならさばける仕事量かもしれませんが1日の大半が現場での打ち合わせや移動のため自動的に勤務時間は長くなるというからくりですね。

総合商社が激務な理由③:「接待が多いから」

待の連続により、仕事(デスクワーク)をする時間が割かれるからです。あと、睡眠時間が削られ体調に悪影響が出る可能性もあります。

昨今のコンプライアンス遵守により、総合商社ではいわゆる「社外の人とずぶずぶな接待」は少なくなってきています。

ただ、商社のビジネスは「製造者ありき」のため、クライアントとの接待は日常茶飯事です。

(私の場合は2週間に1回ぐらいの頻度でした。まぁこちらからお誘いするのである程度コントロール効きます)

社外接待より多いのが、「社内接待」です。私の前職の場合、上司や先輩と飲みにいくことが社外よりも頻度が高かったです。

目上の人は部下と飲む方が気軽で楽しいかもですが、下の人はストレスにしかなりませんよね。。

食が終わった後に、赤い顔しながら普通にオフィス戻って仕事するひとも多くいました。

そんなこんなで社内外の飲み会頻度は高く、それにより遅くまで仕事をすることになっているのが現状です。

総合商社の仕事が忙しい時期はいつごろ?

社外の人から良く聞かれる質問のひとつですが、

私の場合はこんな時は超忙しかったです。

・担当事業でトラブルが発生したとき(災害で工場の稼働が止まったとか)

・納期間近 (事業ローンチ前、コンペ前など)

・ 2-3月 (今期の採算報告と来期の予算策定のため)

激務ではあるが、総合商社の年収は高い

総合商社7社の平均年収は余裕で1,000万円を越えています。私の知り合いの商社マンの大半が30歳で年収1,000万円オーバーしています。

上述の通り、勤務時間が長く激務ではありますが、「その分報酬は高い」です。もちろん残業代もちゃんと支払われます。

総合商社の年収について更に詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです↓

実は間違い?「本当の」7大総合商社の平均年収を出してみた。2021年版

「高年収・やりがい」により総合商社の離職率はかなり低い!

激務と言われてはいますが離職率はなんと全国平均の5分の1しかありません!

『就職四季報 2019年度版』の「入社3年目までの離職率」によると、

・伊藤忠商事6.7%

・三井物産6.5%

・住友商事2.7%

だそうです。これは国内全体の入社3年目までの平均離職率32.2%と比べると極めて低いことがわかります!

仕事量が多いものの、それに見合った報酬とやりがいを感じている人が多いからかと思います。

商社マンの給料を大公開!20代・30代の年収は?

総合商社に向いているのはどんな人?

こんな人が総合商社に向いています↓

・学習意欲があり、仕事や学習をしているのが苦痛でない人

・人見知りしない。人と話すことが好きな人

・どの地へ行っても生きていける自信がある人

個人的には1番目が特に重要だと思います。向上心があり、仕事が好きなひとは総合商社で苦痛を感じることは少ないと思います。

逆に「絶対に仕事は5時以降したくない!」という方はおすすめしません。

総合商社で働きたいと思っている方はこちらの記事は必見です!

総合商社で必要なスキルは3つ。【元商社マンが徹底解析】

まとめ:総合商社は激務だけどやりがいがあり、メリットの方が大きい

総合商社が激務な理由を解説しましたが、それを越える「やりがい・報酬」があると思います。

だから離職率低いことが納得できますね。

なので総合商社で成長したいという意欲を持っている方は、”激務”という言葉をあまり恐れず是非トライしてみてください!

「そんなにゴリ押しするけど、あなたはなんで総合商社を辞めたの?」

と思っていた方!

こちらの記事で「私が総合商社を辞めた理由」を説明しているので是非どうぞ。

総合商社を辞めたいと思っている人にまずは読んでほしい「私が総合商社を辞めた3つの理由」