コロナの影響で総合商社のOB・OG訪問がキャンセルになって、困っている人も多いかと思います。
また、総合商社に就職・転職を考えていて総合商社のリサーチをしているけど、質問が溢れすぎていてわけわかんなくなっている方もいっぱいいると思います。
この記事は、そんな方々のために商社出身の私から頻出質問をすべて答えてます!
【総合商社オンラインOB訪問】質問に全部回答します!
名づけて、【総合商社オンラインOB訪問】!(自宅にいながらこの記事読めばOB訪問したぐらい疑問が解消されるということで..)
こんなソースで超頻出質問集を作りました!
・商社を目指している知人からよく聞かれたこと
・就職、転職掲示板でよく質問されていたこと
・知恵袋でよく質問されていたこと
この4ソースから抽出した質問を答えていきます!
「総合商社に入るためには?」系の質問:英語・学歴・志望理由
では早速Q&Aコーナーにいきます!まずは一番多かった「総合商社に入るためには?」という質問です。
私の総合商社の同期は約80人ぐらいいるのですが。ざっくり割合はこんな感じです。
・東大・京大:20%ぐらい
・早慶上・国立: 40%ぐらい
・有名私立(東京・関西):30%
・その他公立・私立:10%
なので、高学歴でも入れます。転職となると学歴<キャリアなのでもっと関係なくなります。
↑学歴系の質問は一番多かったです。(特にネット上で)
ただ、正直総合商社は英語力とその他の言語力を重視します。
TOEICのスコアは勉強すれば、誰でもスコアアップできるので出来ることから克服していくのをおすすめします。
この質問に対する記事もありますので、こちらも是非どうぞ
総合商社に入るにはどれくらいの英語力が必要?
↑総合商社への就職に有利な資格に関する記事もあるのでこちらも併せてどうぞ。
私の場合は、「業界におけるポジションを分析し」そこから志望理由を伝えていました。
例えば、「丸紅が純利で5位だとしたら、それを1位にしたい」とか。
自論ですが、「チームの一員として達成したい」という方が好感が持てると思います。
また、私も面接官をしたことがありますが、面接官は志望理由で「○○部門が強いので~」とか「○○という理念に共感して~」みたいな教科書的なフレーズは耳にタコが出来るぐらい聞いているので辞めた方がいいと思います。
希望の部署に配属されるかわからないし、理念は確かに大事だけど、そもそも共感したいひとは面接に来ていないので。。
志望動機系の悩みを抱える方は多いですが、大前提として「商社の仕事内容」を把握しておくべきです。
こちらの記事で商社マンの仕事内容等々詳しく説明しているので是非チェックしてみてください。
「商社マンに関する質問」:年収・合コン・激務
派手に遊んでいるイメージの強い商社マン。総合商社へ就職・転職を目指すかどうか考える上で、大きな判断材料になりますよね。
30歳では年収1,000万円以上はいきます。駐在中だともっと高いです。
こちらは7大総合商社の平均年収です。
「あれ?30歳で1000万ゆうてたのに低くない?」と思ったかと思います。これは全社員の平均年収なので総合職(商社マン・ウーマンと言われている人たち)の平均年収はさらに高いです。
さらに!この平均年収は「あてになりません」
その一番の理由は、前述した「総合職の給与ではない点」と「その他手当が含まれていない点」です。
女性の前で余裕がない男は商社マンだろうが、ジャニーズだろうがモテないです。
ただ、合コンはめちゃめちゃ多いです。他社の女性からお誘いが多いため開こうと思えば毎晩開けるかと思います。
↑地味にこれ系の質問は多かったです笑 モチベーションになりますよね。
あと、出張が多いので移動時間が長いです。移動してても仕事量は減らないので自ずと長時間働くことになります。
ただ私は激務で辛いと思ったことはありません。仕事が楽しかったので。
なぜ私が総合商社を辞めたか、気になる方は是非この記事もどうぞ。
「私が総合商社を辞めた3つの理由」
「総合商社が何やっているかいまいちわかりません」系の質問:仕事内容・事業内容・海外駐在
大雑把にいうと、各事業はこんなことをやって収益化しています。
・トレーディング → 伝統的な仲介業。輸出入してマージンを取る。(例:牛肉の輸出入)
・事業投資 → 会社や事業に出資して、配当や事業からの利益を得る。(例:発電所の事業投資)
・事業経営 → 自分たちで経営して、収益を得る。(例:物流会社の経営)
扱う商材は、地球上にあるもの全てです。リスクヘッジできてビジネスになるなら何でもやるというスタンスです。
↑こちら、日本一わかりやすく(自称)商社のビジネスモデルを図式でまとめた記事を公開しましたので是非どうぞ!
・クライアント・現地法人との打ち合わせ(国内外)
・クライアント・現地法人とのメールでのやりとり(国内外)
・海外の展示会で出店
・海外でプレゼン
・現地視察
・クライアントのアテンド
↑イメージ沸きやすいのが、「プロフェッショナル仕事の流儀」で商社マンが取り上げられた回です。動画が見つかればそれがおすすめです!
なぜ筆者が総合商社を辞めて転職したか?
総合商社に入りたい人がいるということは、総合商社を辞めたい人がいるということ。
学生時代から商社で働くことを憧れ、商社の事業をリスペクトしている私がなぜ5年で退職して、転職したか?
こちらの記事で赤裸々に説明しているので、興味がある方は是非!
総合商社に入る前に少しは参考になると思います!
まとめ: 総合商社は日本屈指のホワイト企業
総合商社は仕事量は多いものの、その分報酬は高く、ヒトを大切にする業種です。日本有数の超ホワイト企業だと働いて改めて思います。
そして、グローバルビジネスの基本、事業が収益を上げることを直で学べ、体感できます。
総合商社への入りたいと思っている人は、陰ながら応援しています!
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