40代でベンチャー転職は遅すぎ?キャリアを棒に振る前に知っておくべきこと

40代でベンチャー転職は遅すぎ?キャリアを棒に振る前に知っておくべきこと ベンチャー・スタートアップ

いざ40代で刺激や変化のあるベンチャー転職を考えていても、たくさんの不安や疑問が出てきますよね。

「40代の私が未経験からベンチャー企業に転職できるのかな」

「40代でベンチャー転職はどんなリスクがあるのだろう」

「40代でベンチャー転職は体力的にもきついかな」

と考えれば考えるほど腰が重くなってしまうかもしれません。

そこで今回は知っておくべきベンチャー転職のリスクや乗り越え方、転職してよかったことをご紹介します。

今ベンチャー転職に迷っている方も、きっと重い腰をあげる決断ができるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

40代でベンチャー企業に転職はきついのか

参照:https://unsplash.com

40代でベンチャーに転職は本当にきついのでしょうか?

結論はNoです。

筆者もベンチャー企業で働いており(採用活動も携わっています)、40代でベンチャー企業に転職したひとを見てきました。

しかし、これは自分次第でYesにもNoにもなります。

ベンチャーで働くというのは、今まで経験し得なかった魅力もたくさんありますが、どんな性質を持つのか知らないと後々後悔する種になってしまいます。

冒頭で、これだけははっきり言わせてください。

ベンチャーへの転職は、大手企業や創業年数の長い中小企業へ転職するのと訳が違います。

40代となればもっとリスクや覚悟が必要となるケースもあります。

転職前に覚悟しておくべきことを知っていれば、転職後も落ち着いて行動できるので、心構えをご紹介していきます!

※40代でベンチャー転職を成功させる方法は?※

後述しますが、「転職エージェントのフル活用」一択です。まだ登録していないのであれば、マイナビスカウティングビズリーチあたりは登録してみることをおすすめします(筆者も利用してこの2つが一番マッチングしました)

40代が未経験でベンチャー転職する時に覚悟すべき4つのこと

参照:https://unsplash.com

年収ダウンの覚悟

ベンチャーの規模にもよりますが、いまあなたが大手企業に勤めていて、創業したてのスタートアップに転職するとしたら「年収ダウン」は免れません。

それに応じて生活レベルは調整するがあります。

ただ!そのベンチャーが急成長したら「ストックオプション」や「自社株」で一発で挽回、そして、これまででは築くことが出来ないぐらいの資産を手に入れることもできるかもしれません。

ベンチャーに転職してストックオプションでどれくらい儲かる?億万長者になれる?!

転職する前に、受けるベンチャーに対して、「上場を目指しているか?」「社員にストックオプションを付与する予定はあるのか?」を単刀直入に確認してください。(闇雲にストックオプションの期待を持ち飛び込むのは危険です・・)

周りの年齢層が20代と若い

ベンチャー企業で働く社員は大体が20~30代。

若い社員に囲まれて働くことになり、自分よりかなり年下の上司なんてことも当たり前の様になります。

40代からベンチャー転職で成功するためには、若い雰囲気でもついていけるという気持ちが大切です。

「あなたは社長や上司がひと回りも年下でも大丈夫ですか?」

システム化やマニュアルが整備されていない

スタートしたばかりの企業だと、大企業には当たり前のようにあるマニュアルが存在しません。

システム化(特に雑務)もされていないので、手探りで作業を進めていく必要があります。

そのため、何をするにも時間がかかり長時間労働につながってしまうかもしれません。

例えば、勤怠管理や立替経費申請などなど、大企業だと当たり前のことが整っていません。(これは未上場ベンチャー往々にして言えることです)

福利厚生が整っていない

スタートアップの企業だと資金面などの問題から福利厚生などの待遇が不安定です。

上場企業だと、当たり前の旅行手当や住宅などのサポートが受けられない場合もあります。

そして残業手当もなく、いわゆる「みなし残業代」として給与にひっくるめているベンチャーが大半です。

そういった場合は福利厚生代行などの別サポートを受けるなどの選択肢を考えておくと安心ですね。

雑務など本来の仕事ではない業務に携わる可能性が高い

求人で出されていた通りの仕事がしたくて転職したのに、実際はそれだけではなく雑務から専門的なことまで幅広く任されます。

責任も伴うため、その会社の理念に強く共感し、いつでも好奇心と成長意欲を持ちながら行動しましょう。

大企業からベンチャー

大企業からベンチャーに転職して思う「持つべき覚悟と捨てるべき概念」

※40代でベンチャー転職を成功させる方法は?※

後述しますが、「転職エージェントのフル活用」一択です。まだ登録していないのであれば、マイナビスカウティングビズリーチあたりは登録してみることをおすすめします(筆者も利用してこの2つが一番マッチングしました)

【実体験】40代のベンチャー転職は怖いって本当?知っておきたいリスクとは?

20代 転職決まらない

40代でベンチャー転職にトライのは危険?

答えは「企業による」です。

「上場控えている大規模のベンチャーや上場しているメガベンチャー」と「創業したての今から成長するスタートアップ」で危険度は異なってきます。

前者はある程度組織が整ってきているので、転職してすぐに「失敗した!やっぱり辞めたい!」ということは少ないかと思います。

問題は、後者のベンチャー群です。

創業したてのまだ利益が出ていないスタートアップに突然飛び込んだ場合、かなり今までとギャップを感じる可能性がります。

ここでは、個人的に感じたベンチャー転職する前に知っておくべきリスクを紹介します。

任される業務の幅が広く負担が大きい

仕事がルーティーン化されていないこともあり、自分で試行錯誤して作り出していかなくてはいけません。

そのため、本来の業務以外に考えなければいけないことがたくさんあり、一人に対する業務の負担が大きくなります。

残業続きで体力的にも精神的にもきつい

大企業では定時で帰宅していた人も、ベンチャー企業では様々な作業をこなさないといけないため、残業続きになる可能性もあります。

休日出勤なども時にはあり、強固な精神力と体力を必要とされます。

期待していた仕事と違っても後戻りできない

40代でベンチャー転職し、理想と現実が違ったとしても、年齢的にも職歴的にも大企業に戻れる確立は低くなります。

事前によくリサーチをし、覚悟を決めて転職する必要があります。

経営者が信頼できない

これは小さい会社にあるあるです。

実際に転職して発覚する事実です。。これを見抜くには、採用活動で時間をかけて話し合いをして経営者・その他幹部の人柄や考えを理解することしかありません。。

ベンチャー 転職 後悔

【実体験】ベンチャーに転職して失敗した?挑戦するまでに必ず知っておくべきこと

40代でベンチャー企業に転職するメリットは?

ここまで40代からベンチャー転職することのリスクや覚悟を解説してきて、少なからず「こわっ」と思った方もいると思います。

「じゃあ実際、40代でベンチャー転職するメリットはあるの?」

あるんです。

今でもベンチャー企業で働いている筆者が思う40代からでもベンチャーへ飛び込むメリットはこちら。

会社が急成長すれば膨大な資産が手に入るかも

一番はこれです。一発逆転のチャンスが大いにあるということ。

先ほど少し触れましたが、未上場のベンチャーは優秀な即戦力人材に対して、ストックオプションを付与する傾向にあります。(ストックオプションが初耳の方はこちらの記事をどうぞ▼)

ベンチャーに転職してストックオプションでどれくらい儲かる?億万長者になれる?!

これに関しては、条件があり、入社後または今後、ストックオプションを社員に付与する予定がある場合のみです。(そもそも、上場しようとか、売却しようとか急成長する意向がなければアウト)

私の周りにも、40代でベンチャーに飛び込み、3-4年ぐらいでその会社が上場して数億円以上の資産を手に入れたひとがいます。(しかも数人知っています)

なので、夢に向かって挑戦する「一発大逆転」に挑戦することができるのです!

今までの知識と経験を持って新しい事にチャレンジできた

20代30代には無い40代の魅力は何と言っても知識と経験。

仕事で行き詰った時には過去の経験が助けとなってくれるでしょう。

更にベンチャーで新しいことを学ぶことによって、より一層のスキルアップを狙えます。

結果を出せれば早期に出世も可能

決してあきらめず、自発的に行動して結果を出せば、大企業で働くよりも早く出世することも可能です。

大企業で競争が激しく、出世するのが難しい人にとってはチャンスとなります。

変化を恐れず、挑戦を続けていきましょう。

40代となると社内でも年齢は上の方なので、管理職・幹部として会社を引っ張っていく存在になると思います。

【ベンチャー転職】エグゼクティブ・幹部役員として転職する魅力とは?方法・報酬を大公開

【ベンチャー転職】エグゼクティブ・幹部役員として転職する魅力とは?方法・報酬を大公開

発想力、意思決定力のスピードが上がった

ベンチャーでは自分の頭で考え、自発的に動かなくてはいけません。

最初は大変かもしれませんが、習慣化することによって、アイディアを常に出すための発想力、決断を出すための意思決定力のスピードが格段に上がります。

ビジネスの感覚を身に着けることができた

社長や上層部と近い距離で仕事ができるので、会社の全体像が見えやすく、ビジネス構造なども自然と学べたりします。

会社の業績なども全員が意識しなくてはいけないため、経営力も養われるでしょう。

この先企業を考えている方にも大きなメリットとなります。

40代でベンチャー転職を成功させるには?おすすめの転職エージェント5選

では、40代でベンチャー転職するにはどうすれば?

「転職エージェントのフル活用」一択です。

転職エージェントを利用したことない方はこちらの記事からどうぞ▼

転職エージェントを利用する理由

あまり知られていない「転職エージェントを利用するべき理由」

企業を熟知したプロのキャリアアドバイザーに相談できるので、不安を取り除いてくれる心強い存在となるでしょう。

では、どの転職エージェントを選んだら良いかわからないという方のために、40代ベンチャー転職する人におすすめの転職エージェント5選をご紹介します!

マイナビスカウティング

あの人材サービス大手のマイナビが運営する、ハイクラス転職向け転職エージェントです。年収600万円以上を対象としており、登録した経歴や条件をもとに、経験豊富な転職コンサルタントや優良企業など からあなたにマッチしたスカウトが届くスカウティング転職サービスです。

商社、外資、ITベンチャー(重役向け)、メーカー海外営業に特に強いです。

さすがマイナビ系と言えるほど、どこにもない非公開求人をたくさん保有しています。

「転職サイトからがんがんメール来て迷惑」「選択肢多すぎて選べない」などでお悩みの人はこの手のスカウティングサービスはめちゃおすすめです。

なぜなら希望にマッチするものしか提案されないため、時間かけてでも良い求人あれば即座に動けるので。

▶マイナビスカウティングに無料登録する



 

ビズリーチ

・特徴

30~40代向けの求人が豊富。

ヘッドハントでスカウトを待つ形式。

・おすすめポイント

メールで書類の添削や電話で面接練習対応もしてくれます。

ある程度の年収があると無料でプレミアム会員になれ、多数の未公開求人のスカウトを受けることができます。

ITやコンサル、営業だけでなく建設、メディカルなど多方面の求人を所有しているのでどんな企業があるか見てみたいという方にもおすすめ。

サイトがシンプルで使いやすいので、時間が無くて使い方を調べてる余裕がない人もすぐに始めることができます。

ヘッドハンターにスコアが付いているため、スカウトが来たらその中から質の高いハンターに相談することも可能です。

ビズリーチに無料登録する

いま話題の「ダイレクトスカウディングサービス」とは?

上で紹介した中でも、「ビズリーチ」と「マイナビスカウティング」は”ダイレクトスカウディングサービス”というサービス形態です。

下図の通り、複数の転職エージェントと企業を繋ぐ「マッチングサービス」という位置付けです。

業種・職種を見極めて適切な転職エージェントに登録するのも良いですが、ダイレクトスカウティングサービスはこんなメリットがあります▼


❶ 待っているだけでスカウトがくるので転職エージェント選びが自然にできる

❷ 細かい希望条件にマッチしたオファーが企業や転職エージェントから来るので、短期で転職決まりやすい。

もちろん筆者も両方登録して、転職活動中はヘッドハンターや企業からのオファーを受け取っていました。(そのなかで2週間に1件ぐらいは目を引くオファーがあった気がします)

両方とも無料登録できるので、登録しない理由はないかと。

(ビズリーチは一定期間後、一部機能が有料になります)

▶マイナビスカウティングに無料登録する

▶︎ビズリーチに登録する

プロコミット

・特徴

ベンチャー転職に強い。

ヘッドハントでスカウトを待つ形式。

・おすすめポイント

ベンチャーだけではなく、成長している企業、スタートアップの求人を探している方にもおすすめです。

無料で登録ができ、面談では希望する求人のヒアリングをします。

ベンチャー企業に強いこともあり、その会社独特のビジネスモデルを把握しているので、疑問点などもわかりやすく教えてくれます。

▶プロコミットに無料で登録する

転職SYNCA

・特徴

大手~ベンチャーまで幅広い求人を所有。

ヘッドハントでスカウトを待つ形式。

・おすすめポイント

経営管理を知り尽くした専門家が監修をしているので、質の高いサービスを受けることができます。

アンケートに答えるだけで市場価値を知ることもでき、マッチングも早いので、急いで転職を考えている人もおすすめ。

スカウトだけでは無く、応募もできるので、たくさんの選択肢を持つことができます。

経理、財務経験者でベンチャー企業に転職したい人には強い味方となってくれるはずです。

▶転職SYNCAに無料で登録する

 JACリクルートメント

参照:JACリクルートメント

・特徴

約25,000社と豊富な求人。

ヘッドハントでスカウトを待つ形式。

・おすすめポイント

ハイクラスはもちろんのこと、独自のネットワークを持っていることから外資、グローバル求人に強い転職サイトです。

30~50代をターゲットにしてるため、40代の方にも多数のハイクラス求人を紹介してもらえます。

企業のニーズと転職者のニーズを熟知した両面型のビジネスモデルを持つので、企業に関して相談しても質の高い回答が得られるでしょう。

▶JACリクルートメントに無料で登録する

職種別・年代別おすすめの転職エージェント比較

【完全版】 職種・年代別おすすめ転職エージェント完全比較!一発でベストが見つかる

※他にもベンチャー転職に強い転職エージェント・サービスあります!

こちらの記事ではベンチャーの規模、職種に応じておすすめの転職エージェントを紹介しているのであわせてどうぞ▼

おすすめのベンチャー転職エージェント

【創業〜メガまで】ベンチャー転職に強いおすすめ転職エージェント8選【2024年版】

【まとめ】40代ベンチャー転職はエージェントをうまく活用して成功させよう

参照:https://unsplash.com

今回は、40代のベンチャー転職でキャリアを棒に振る前に知っておくべきこととして、

・ベンチャー転職する時の覚悟

・ベンチャー転職のリスクや乗り越え方

・ベンチャー転職して良かったこと

・おすすめの転職エージェント

をご紹介しました。

関連記事:【創業〜メガまで】ベンチャー転職に強いおすすめ転職エージェント8選【2022年版】

特に、管理職で部下がいたり、責任ある仕事を任せられてきた40代の方は、これまで積み上げてきたキャリアを捨てて転職することが不安で、なかなか一歩踏み出すのをためらっているかもしれませんね。

家族がいたり、コレが人生最後の転職になるかもしれないと思うと、

「絶対に失敗したくない!」と考える方も少なくないでしょう。

しかし、1人で悩んでいても時間ばかりがどんどん過ぎていくだけで、もったいないです。

40代で人生逆転している方は、例外なく全員が行動しています。

もしあなたが、転職しようか悩んでいるとしたら、まずは転職エージェントのプロに相談してみてはいかがでしょうか。

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【創業〜メガまで】ベンチャー転職に強いおすすめ転職エージェント8選【2024年版】

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