「転職したいけどコロナの影響も心配」
「転職って何から始めればいいの?」
エグゼクティブ管理職の転職を目指す皆さん、この記事ではこんな疑問を解決します。
早く転職エージェントについて知りたい!という方は「エグゼクティブ管理職にとってのオススメ転職エージェント6選」からお読み下さい。
【エグゼクティブ管理職として転職する方向け】転職エージェントの選び方とは?

エグゼクティブ・管理者として転職するには、
「コネクション OR 転職エージェント OR ヘッドハンティング」
ぐらいしか方法はありません。
そこで今回は一番再現性が高い、「転職エージェントの登録」について説明します。
実は、エグゼクティブ・管理者のようなポジションは、転職エージェントはかなり効果的です。というのも転職エージェントは企業から成果報酬をもらうビジネス形態で、「採用者の年収OO%」みたいな握りになっています。
なので、年収が高ければエージェントも力を入れてサポートしてくれます。
ただ、たくさん種類があって、何に登録するべきなのかがわからない。
とりあえず大手に登録しておけば、いっぱい求人を紹介してくれそうだし。と色んな疑問の声が聞こえてきます。
そもそも、転職エージェントを選ぶための基準が2つあります。
A:とにかく数多くの求人を紹介してもらえる転職エージェント
B:好条件の求人に絞って紹介してもらえる転職エージェント
若年層の転職の場合、Aのみの考え方でも良いのかもしれません。
紹介してもらえる多くの案件の中にも、比較的好条件の求人が含まれているためです。
そもそも好条件求人を専門に紹介する転職エージェントでは、現年収次第で登録すらできない、あるいは紹介案件がほとんどないケースもあるため、若い世代で一般的な年収層の求職者には不向きです。
しかしエグゼクティブ転職を目指す皆さんの場合、Bの高年収層に特化した転職エージェントに登録すると、Aの転職エージェントでは紹介してもらえないような好条件の求人を紹介してもらえるチャンスがあります。
ただAの転職エージェントに全く登録しないのももったいないです。数ある求人の中にも好条件求人が潜んでいます。
また求人紹介以外にも、転職イベントや書類の添削など、様々な良いサービスを受けられるので、BだけでなくAの転職エージェントも登録するようにしましょう。
転職エージェントについて詳しく知りたい方はこちらの記事から先にどうぞ↓
エグゼクティブ管理職にとってのオススメ転職エージェント6選
では、エグゼクティブ管理職として転職するなら絶対に登録すべき転職エージェントを6社紹介します。

①JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ハイクラスに特化した転職エージェントとして超有名どころです。
日系大手からベンチャーの役員レベルまで管理職の転職にも強く、また外資系企業や、日系でグローバル展開に注力している企業の案件が豊富なのが特徴です。
私も英語力を活かした転職を実現したいと思っていたためで、JACリクルートメントにも登録しました。日系企業の海外拠点マネージャーの案件など多数紹介してもらいました。
紹介案件は他の転職サイトと比較し、年収ベースで平均100万円ぐらい高かった印象があります。中には、数ヶ月の研修期間を経ると管理職のポストが用意されている求人も紹介いただきました。
これも担当のキャリアコンサルタントが、粘り強くアピールしてくれたからだと思っています。
さらには内定後の年収交渉も得意ですので、外資系や海外進出企業でさらなるキャリアアップを目指すなら、JACリクルートメントは非常にオススメです。
②リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)

CAREERCARVERリクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)はエグゼクティブとして転職するひとはほぼマストで登録すべき転職エージェントです。
リクルートダイレクトスカウトの優れた特徴の一つが、担当のキャリアコンサルタントを自分で選べることです。多くの転職エージェントでは、会員登録後にカウンセリングの連絡がありますが、連絡があった時点でカウンセラーはすでに決まっています。
一方リクルートダイレクトスカウトは、会員登録の内容を確認したヘッドハンターが、利用者の経歴に合った好条件の案件を紹介してくれます。そのヘッドハンターを自ら選択できるので、優秀なヘッドハンターへ自信をもって相談できます。
求人の多くは、エグゼクティブ人材を即戦力として求めている企業ばかりで、ハイクラスの案件が多いです。
登録しても年収600万円未満では、紹介してもらえない可能性があるというデメリットはありますが、逆にいうと現時点での年収が高い利用者にとってみれば、他のサービスでは紹介されない求人に数多く出会うことができるでしょう。
③KOTORA
KOTORAは、上述したCAREER CARVER や JACリクルートメントとは少々得意領域が異なり、金融・コンサル業業界のハイクラス求人に特化した転職エージェントです。
もちろん、ハイクラスというだけあって、ポジションはエグゼクティブ・管理職レベルの求人が大半です。年収レベルもほぼ800万円オーバーです。
金融・コンサル業界で考えている方はKOTORAをゴリ推しです。
※コンサル・金融業界に強い他の転職エージェントをお探しでしたらこちらの記事は必見です!
④リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職エージェント業界最大手で、特徴は何といっても圧倒的な求人数。非公開求人を含めると20万以上、登録者数も5万人を超えるまさに転職エージェントのマンモス的存在です。若年層にはもちろん、エグゼクティブ転職を目指す皆さんにとってもオススメです。
特に、ベンチャー・中小企業のエグゼクティブ・管理職の求人を探している方におすすめです!
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ではないですが、求人数が多い、すなわち選択肢が多いというのは求職者にとって大きな強みです。
私も29歳のときに転職しましたが、最終的にリクルートエージェントからの求人企業に入社しました。活動中の紹介数も最も多かったです。
※ベンチャー・スタートアップのエグゼクティブクラス(役員・創業メンバーレベル)の求人をお探しの方はこちらにもおすすめ転職エージェントまとめているのでどうぞ↓
⑤マイナビエージェント
こちらも非公開求人を合わせると求人数は10万超えと非常に多いです。リクナビエージェントが20万なのでその半分か、、、と思われるかもしれませんが、リクナビエージェントが多すぎるだけです。
求人が多いだけでなく、サポート体制も充実しています。私もマイナビエージェントに登録していましたが、応募書類の添削への情熱はナンバーワンでした。他社で発見されなかった誤字や改善点などもきちんと指摘してもらいました。夜間や土曜日の相談も引き受けているので、充実したサポートを受けられます。
もちろん大手からベンチャーまでエグゼクティブ求人を日々紹介してくれるので、登録していて損はないです。
目に留まる求人案件があったら担当に連絡するというスタンスでOKかと。
⑥doda
dodaも、求人数10万を超える大手転職エージェントの一つです。ITベンチャーのエグゼクティブ/管理職の案件はバンバン紹介してもらえます。
それだけでも登録する価値はありますが、dodaはセミナーやイベントなども多数開催しています。
大都市だけでなく全国的にイベントを開催しており、地方在住の方でも参加しやすくなっています。イベントの内容も様々ですので、エグゼクティブ転職に合った内容のイベントに参加し、転職スキルを向上させるのも良いのではないでしょうか。
以上エグゼクティブ・管理職に強いおすすめ転職エージェント6社でした。
※高年収(800万円以上)の案件に特化している転職エージェントも記事にまとめているので興味ある方は是非どうぞ▼
エグゼクティブ管理職の転職市場 気になる新型コロナウイルスの影響は?

2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、労働市場が大きく変わった年となりました。
新卒就活生からは、
「せっかく選考が進んでいたのに、途中で採用を打ち切られた。。」
「そもそも毎年求人を出している企業も、今年は求人自体がない・・・」
というネガティブな声もよく聞きました。
業界によって市場の浮き沈みに差はあるものの、労働市場全体ではここ数年で最も変化が大きかった年ではないでしょうか。
では転職市場ではどうでしょう。一言で転職市場といっても、「第二新卒や20代、30代前半のような若年層にとっての転職市場」と「経験豊富な即戦力人材やエグゼクティブ管理職にとっての転職市場」では事情が異なります。
前者の若年層向けの転職市場は新卒同様、コロナ禍前と比べて市場は大きく落ち込みました。
飲食業や観光業界などは特に、休業や外出自粛要請の影響を強く受け、新卒や未経験の若手社員を一から教育していくという状況ではありませんでした。
一方、後者の「即戦力人材」、「エグゼクティブ管理職」向けの転職市場はどうでしょうか。
コロナ禍においても企業活動を継続するために、またはコロナを味方にして業績アップを図ろうという考えから、経験やスキルが豊富で即戦力としての活躍が期待できるエグゼクティブ管理職の求人は多数あります。
さらにはコロナの影響をポジティブに受け、業績が向上し、逆に人手不足に陥っている業界もあります。
求人の側面から見れば、エグゼクティブ管理職は新卒や若年転職層と比較しても転職のチャンスが大きいといえるのではないでしょうか。
ただ、ライバルが多いのも事実です。大手の管理職クラスの社員が早期退職し、転職市場に流れ込んできています。強敵なライバルが多いとされるエグゼクティブの転職市場において、いかに正しいステップで転職活動を進めていけるかが重要になってきます。
関連記事 コロナでも強い「おすすめ転職エージェント3選」【実際に利用してみました】
まとめ:コネに頼らずエグゼクティブ転職するなら転職エージェントに登録の一択!

業界にもよりますが、コロナ禍でも積極的に中途採用している企業は多いです。
ただ大手の優秀な早期退職組が増えており、強敵なライバルになってきます。適切なステップで、効率良く転職活動することが非常に重要です。
もちろん転職は一人で活動すると、相当苦労します。
求人のリサーチ、応募、面接の日程調整、条件面の交渉・・・。ゾッとしますね。
是非、転職エージェントの力を借りましょう。登録も1つだけでなく、3-4社ぐらい登録するのがおすすめです。
あまり多く登録しすぎると、オンラインといえども面談するのが面倒になるので、私は4つ登録しました。
エグゼクティブ転職を目指す方は、まずはその領域に特化した、JACリクルートメント、CAREERCARVER(キャリアカーバー)、KOTORAへの登録も強くオススメします。
とりあえずこれら3社に登録し、自分と合ったカウンセラーと転職活動を進めていくのが良いでしょう。
2週間ぐらいして、まだ紹介される求人数が足りないと感じたら求人数の多い、リクルートエージェント やマイナビエージェントも登録してみると良いかと。
ここで挙げた転職エージェントはどれも企業に対するアピール力、交渉力が非常に高く、信頼できるカウンセラーが多いです。
是非、今回紹介した転職エージェントを最大限に活用し、エグゼクティブ管理職の転職を実現させましょう!
※職種別で最適な転職エージェントを探すという方法もかなり有効です。(例えばマーケターならマーケターに強いエージェント等)
こちらの記事では職種別におすすめの転職エージェントを紹介しているので是非あわせてどうぞ!
✅管理職ハイクラス転職を狙うなら読んだ方が良い記事