在宅ワーカーがシェアオフィスを選ぶポイント|実際に5か所を体験しました!

リモートワーク

我が家は夫婦で10年以上在宅ワークをしていますが夫は家とシェアオフィスを使い分けています。

「家で仕事ができるんだから、わざわざ外に仕事をしに行かなくてもいいのでは?」と思われるかもしれません。

でも、在宅ワークが長くなってくると、どうしても家では集中できない日があります。

子どもが帰ってきたり、家事が目に入ったり、ちょっと休憩するつもりでスマホを触ってしまったり。

そこで夫が利用するようになったのがシェアオフィスです。

これまで夫は、5か所のシェアオフィスを実際に利用してきました。

今回は、夫が実際にシェアオフィス選びで失敗した経験も含めて、在宅ワーカーがシェアオフィスを選ぶときにチェックしたいポイントを紹介します。

シェアオフィスを選ぶときにチェックしたいポイント6つ

実際にシェアオフィスを選ぶとき、どこを見ればいいのでしょうか。

私の夫が5か所のシェアオフィスをいろいろ利用してみて感じたポイントを挙げてみます。

1. まずは家からの近さ

一番大事だと思ったのが、やっぱりこれ。家から近いこと。

徒歩、自転車、電車など、自分が普段使う方法で「気軽に行ける距離か」を考えます。

個人的には、電車で何駅も移動するような場所より、

「ちょっと仕事しに行ってくる」と言えるくらいの距離が理想でした。

特に重要なのが、天気です。晴れている日は、多少遠くても気になりません。

でも、雨の日。寒い日。暑すぎる日。風が強い日。

こういう日に「わざわざそこまで行くか?」と考えると、近さの重要性がよく分かります。

夫が実際に、自転車で通うのに片道25分で気に入っていたシェアオフィスがありました。
そのためにサイクリングバイクまで買ったんです。

でも、冬になったら足が遠のきました。どんな日でも「ちょっと行ってくる」な気持ちにならないと利用しなくなりますよね。家でもやろうと思えばできるんですから。

2. どんな人が集まっているか

次に大事だったのが、意外と「利用者」です。

同じシェアオフィスでも、集まっている人によって雰囲気がかなり違います。

黙々とパソコンに向かっている人が多い場所もあれば、利用者同士で交流している場所もあります。

フリーランスの人が多いところ。会社員がリモートワークで利用しているところ。若手の人が多いところ。起業家や経営者が多いところ。

それぞれ雰囲気が違います。

「シェアオフィスなんだから仕事をする場所でしょ」と思っていても、利用者層によっては会話がかなり多いこともあります。

逆に、オープンスペースなのに、みんな黙々と仕事をしていてものすごく静かな場所もあります。

なので、設備を見るだけではなく、「ここにいる人たちは、普段どんな感じで仕事をしているんだろう?」

という視点も見学時に大切にしたい点です。

3. イベントや交流があるか

これは「集中したい人」にとっては一見マイナスに思えるかもしれません。

でも、シェアオフィスを利用する目的によっては、かなり重要です。

夫はイベントが多く、利用者同士の交流が盛んな場所も利用したことがあります。

そこでは実際に、一緒に新しい取り組みをする人が見つかったこともありました。

ただ仕事をするだけなら、自宅でもできます。

わざわざシェアオフィスを利用するメリットの一つは、普段の仕事では出会わない人と出会えることでもあります。

そのため、「人とのつながりも欲しい」「仕事仲間を見つけたい」「新しいことを始めたい」

という人なら、イベントや交流の多いシェアオフィスは魅力的です。

ただし、ここには大きな落とし穴がありました。

「交流が多い=仕事がしやすい」ではなかった

夫が利用した下北沢のシェアオフィスは、まさに人との交流が盛んな場所でした。

利用者同士で話すことも多く、イベントもありました。話しかけてくれる人も多い。

新しい取り組みを一緒にできる人が見つかったりもしました。

なので、コミュニティとしてはとても面白かったんです。

ただ……仕事に集中できるかというと、実際ちょっと難しかった。

「こんにちは!」から始まって、ちょっとした雑談。

そこから仕事の話になって……。気づいたら結構時間が経っている。

もちろん、そういう交流を楽しめる人なら問題ありません。

でも「今日は3時間、集中して仕事を終わらせたい!」という日には、向いていませんでした。

ここから「交流があること」と「集中できること」は別と考えるようになりました。

4. 個人スペースの広さ

個人に割り当てられた机の広さも重要です。

パソコンを置いて、飲み物を置いて、ノートや資料を広げたらもういっぱい。

これでは仕事がしにくいですよね。

特にモニターを使う人や、書類を広げて作業する人は、実際の机のサイズを確認したほうがいいと思います。

写真で見ると広く見えても、実際に座ってみると意外と狭いこともあります。

また、隣の人との距離も意外と重要。

「個人スペース」と書いてあっても、隣との距離が近いと、思った以上に周囲が気になります。

5. オープンスペースかレンタルスペースか

固定の座席を借りれるレンタルスペースタイプか、毎回空いている場所を自由に使うオープンスペースタイプかでも状況が異なります。

オープンスペースタイプは安価な場合が多いのと、毎回場所を変えられるので気分を変えられたり、空調の場所に合わせて都度場所を移動したりなんかもできますよね。

固定スペースのレンタルは少し値段は上がりますが、場所が固定されるのでモニターを設置しておくこともできたりします。長時間使用することが確定しているならノートパソコンだけよりモニターがある方が断然作業がはかどりますよね。

6. 個室タイプがあれば集中できる……とは限らない

座席の固定をさらにレベルアップさせた個室のレンタル。これも実際に経験して、かなり勉強になりました。

「個人ルームがあるシェアオフィスなら、集中できそう!」と思って利用したことがあります。

ところが、実際には壁が薄い。そして、個人ルームだからなのか、利用者が比較的大きな声で話している。

隣の声が普通に聞こえてきます。

結果、個室なのに全然集中できないということになりました(笑)。

「個室」という言葉だけを見ると静かそうですが、実際には防音性まで確認しないと分かりません。

可能であれば、契約する前に見学して、「隣の部屋の声はどのくらい聞こえるか」を確認しておくと安心です。

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渋谷のきれいなシェアオフィスも合う合わないがある

一つ印象に残っているのが、渋谷の自然をモチーフにしたオープンスペースタイプのシェアオフィスです。

渋谷なので、当然ですがアクセスは抜群。

オフィス自体もハワイのような雰囲気もあってオシャレできれい!
「ここで仕事をしたら気分が上がりそう」という感じでした。

ところが、問題が発生。

利用している人の中には、少人数の会社のオフィスとして使っているような人たちもいました。
そのため、利用者同士の仕事上の会話が多い。

周囲で打ち合わせをしていたり、複数人で仕事の話をしていたりすることもあります。

活気があると言えば活気がある。でも、夫が求めていたのは「活気」より「集中」でした。

これも、きれいなシェアオフィス=仕事がしやすいではないことを実感した経験です。

ちなみに渋谷の駅から徒歩5分の立地でしたが、毎回渋谷の駅構内を長々歩くのが地味に辛かったそうです。

いろいろ試して、最終的に落ち着いた場所

そんなこんなで、夫はいくつかのシェアオフィスを利用しました。

複数の駅に店舗がある大手チェーン。きれいで個人スペースは広いけど自宅から少し離れたオフィス。
交流が盛んな下北沢。個人ルームがある比較的近いオフィス。アクセスの良い渋谷のオシャレなところ。

5か所それぞれに良いところがありました。

でも、最終的に夫が落ち着いたのは、

個人スペースはオープンだけれど、家から近く、利用者同士の会話が比較的少ないシェアオフィス

でした。

「個室じゃないの?」と思われるかもしれません。夫も最初は個室のほうがいいと思っていました。

でも、実際に使ってみると、必ずしもそうではありませんでした。

結局、夫の場合ですが

  • 家から近い
  • 気軽に行ける
  • オープンスペースでも会話が少ない
  • 周囲に黙々と仕事をしている人たちがいる→その雰囲気で自分もやる気になる!
  • 必要なときには集中できる

という環境が一番合っていました。

シェアオフィスは「スペック」だけで選ばないほうがいい

シェアオフィスを探していると、どうしても料金や設備を比較したくなります。

「個室がある」「フリードリンクがある」「複数店舗が使える」「駅から徒歩1分」「24時間利用可能」「オシャレ」
「休憩時間にまわりを探索するのが楽しい」

など、魅力的なポイントはたくさんあります。

もちろん、これらも大切です。ただ、実際に使ってみて分かったのは、

シェアオフィスを選ぶには自分の仕事スタイルに合っているかどうかのほうが、もっと大切ということ。

例えば、人との交流が好きな人なら、イベントが多いシェアオフィスは大きなメリットになります。

逆に、一人で黙々と仕事をしたい人なら、交流が少ない場所のほうが合うかもしれません。

オンライン会議が多い人なら、個室や会議室の使いやすさが重要。

パソコン作業が中心なら、机や椅子、電源環境が重要。

そして、どんな人にとってもかなり重要なのが、「家から無理なく通えるか」だと思います。

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まとめ:一番大切なのは「明日も行ける距離」と「自分の仕事気質にあったところ」

シェアオフィス選びでは、つい「一番設備がいいところ」を探してしまいます。

夫もそうでした。

でも、いろいろな場所を使ってみて、今は少し考え方が変わりました。

シェアオフィスは、ホテルのように「一度泊まって満足する場所」ではありません。

仕事をするために、何度も通う場所です。

だからこそ、「ここなら明日も行ける」と思えることが大切。
行くのを少しでも躊躇してしまうなら、結局使わなくなってしまいます。

夫の場合は、最終的に「家から近い」というシンプルな条件が一番大きかったです。

これからシェアオフィスを探す人は、料金や設備だけではなく、

「自分はここに週に何回、無理なく通えるだろう?」と考えてみてください。

そしてできれば、契約する前に一度見学を。

机の広さ、周囲の音、利用者の雰囲気、会話の多さなど、写真やホームページだけでは分からないことがたくさんあります。

「個室だから静か」とは限らないし、「オープンスペースだからうるさい」とも限りません。

結局は、その場所にいる人と、自分の仕事スタイルとの相性です。

シェアオフィスは、スペックだけでは選べません。

「自分が気持ちよく、そして無理なく通い続けられるか」。

それを一番に考えて選ぶと家にはない、仕事にピッタリな場所を選べますよ!

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